事件事故をはじめ地域が抱える多彩なテーマについて、取材記者が事実を掘り下げ、読者とともに考え、社会に問いかけます。毎週日曜、本紙朝刊言論面に掲載。
「特攻」のメカニズム(4) 殴られた参謀<2> 加藤拓(読者センター)
「軍神」ともてはやす一方、特攻隊員たちに与えられた機体は中古品。戦況の悪化を取り繕う...
1月17日
「特攻」のメカニズム(4) 殴られた参謀<1> 加藤拓(読者センター)
陸軍の特攻隊で、帰還者たちを収容した振武寮(福岡市)で、横暴な振る舞いの揚げ句に格下...
1月10日
新聞が教えてくれたこと 過ち照らし未来へつなぐ 坂田恵(地方部)
小学校低学年のころ、帰宅すると隣に住む祖母が私と弟の面倒をみに家に来てくれていた。祖...
1月3日
<ふくしま日記> 原発作業員の現実 片山夏子(福島特別支局)
東京電力福島第一原発事故後から一年後の春に初めて会った時、彼はまだ二十代だった。事故...
12月27日
リニアのトンネル問題(下)水泡に帰す対話 五十幡将之(静岡総局)
「私は二十年以上国土審議会の委員を務めたリニア推進派。ずっと『国策のためにやってもら...
12月20日
リニアのトンネル問題(中)消えたワサビ田 五十幡将之(静岡総局)
静岡には、トンネル工事で人々が水の恵みとともに日常の暮らしを奪われた苦い過去がある。...
12月13日
リニアのトンネル問題(上)着工を拒む訳 五十幡将之(静岡総局)
「今ある水を今後も守りたいというだけなのに」 静岡県島田市の染谷絹代市長はそ...
12月6日
<ふくしま日記> 処理水、海洋放出へ 片山夏子(福島特別支局)
雲が出ているのか、星は見えない。空も海も真っ暗な中、斜めにたたきつけるように揺れる船...
11月29日
漁業に若手参入の動き 木下大資(蒲郡通信局)
漁業は衰退し、漁師は高齢化している−そんなイメージを抱く人は多いかもしれない。二年前...
11月22日
ブライトン王国詐欺事件(4)巧みな“洗脳” 梶山佑(社会部)
「呪縛にかかっていて被害届が出てこんのや」 捜査初期に先輩記者が残した二〇一...
11月15日
ブライトン王国詐欺事件(3)拡大への道筋 梶山佑(社会部)
「王見さんがご苦労されたこと、頑張られたことに心を打たれました」。花柄のワンピース姿...
11月8日
ブライトン王国詐欺事件(2)救世主の物語 梶山佑(社会部)
英国内にブライトン王国を建国するという荒唐無稽な投資話で三十二億円以上を集めた事件。...
11月1日
ブライトン王国詐欺事件(1)「信じる」構図 梶山佑(社会部)
古今東西、「必ずもうかる」と架空の投資話を持ち掛けて金をだまし取る詐欺は存在する。 ...
10月25日
塀の中(松本少年刑務所)の学び舎で 人生やり直す希望生む 松本貴明(三重総局)
人にとって「学ぶ」とはどんな意味を持つのか。松本少年刑務所内にある「旭町中学校桐分校...
10月18日
山口さよさんの在宅41年(5)行政の支援 高島碧(東海本社報道部)
今から四十一年前、山口さよさん(74)=三重県四日市市=が母親の元を離れて独立した一...
10月11日
山口さよさんの在宅41年(4)介助者を募る 高島碧(東海本社報道部)
今から四十一年前の一九七九年、重度障害者の山口さよさん(74)は三重県四日市市内...
10月4日
山口さよさんの在宅41年(3)生活費を得る 高島碧(東海本社報道部)
手話サークルで一人暮らしをするための「仲間」を得た当時三十二歳の山口さよさん(74)...
9月27日
山口さよさんの在宅41年(2)一人暮らしの原動力 高島碧(東海本社報道部)
今から四十一年前の一九七九年、重度障害者の山口さよさん(74)は母親の元を離れ、一人...
9月20日
山口さよさんの在宅41年(1)「自立」のかたち探して 高島碧(東海本社報道部)
「1980年ごろから自力で介助ボランティアを募り、一人暮らしを実現してきた先駆者」 ...
9月13日
「特攻」のメカニズム(3) 帰還者の隔離棟<4> 加藤拓(読者センター)
規律の厳格な旧日本軍では信じがたい出来事の真相を確かめようと、私は振武寮を描いた映画...
9月6日
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