速報
中日新聞夕刊で月1回連載の論壇時評。現在の筆者は中島岳志・東京工業大教授です。
石原慎太郎の功績とは 価値創造なく、世相の波に乗り続け… 中島岳志
石原慎太郎が亡くなった。さまざまな追悼記事やコメントが出されたが、問題はなかったのか...
3月1日
日本社会の同調圧力 「水を差す」自覚を 中島岳志
『中央公論』2月号に掲載された高畑鍬名「Tシャツの裾から見る時代の景色」が面白い。高...
2月1日
「新しい資本主義」 ぶれる首相の本気度は 中島岳志
岸田文雄首相は、「新しい資本主義」を掲げ、新自由主義からの脱却を標榜(ひょうぼう)し...
1月1日
効果あった候補一本化 野党共闘、進化を探れ 中島岳志
衆議院選挙後、野党共闘のあり方が議論になっている。立憲民主党や共産党などの野党は、小...
2021年12月1日
子どもの貧困と投票率 切実な声 届ける手段 中島岳志
(※注 この記事の紙面掲載日は10月26日です。) 衆議院選挙の投開票日が近づ...
2021年11月1日
高市早苗氏の「変節」 「わきまえる女」育む自民体質 中島岳志
自民党総裁選が続く中、高市早苗衆議院議員への注目が高まっている。つい数カ月前まで、「...
2021年10月1日
東京五輪 祭りの代償 「祝賀資本主義」にNOを 中島岳志
東京五輪が終わった。祭りの後には、大きな負債が残され、国民は税金の支払いによって、そ...
2021年9月1日
居酒屋への圧力要請 「信頼」失い監視を強化 中島岳志
四度目の緊急事態宣言が出された。宣言が日常化することで、私たちは「緊急事態」に慣れて...
2021年8月1日
稲田朋美氏とLGBT法案 男性社会に過剰適応続けた 過去の発言に内省を 中島岳志
性的マイノリティーへの理解増進のためのLGBT法案が、与野党間で合意案ができたにもか...
2021年7月1日
陰謀論とポピュリズム 「反エリート」で高い親和性 科学的根拠の吟味を 中島岳志
陰謀論に注目が集まっている。米国では、トランプ前大統領の敗北は選挙に不正があったから...
2021年6月1日
アメとムチの菅政治 「自助」と「便宜」ねじれ追及を 中島岳志
昨年十月、プレジデント社から『菅義偉の人生相談』が出版された。これは菅首相が官房長官...
2021年5月1日
記者クラブの弊害 深刻 権力との共犯関係を断て 中島岳志
近年、『週刊文春』と『赤旗』が、重要なスクープを出している。『月刊日本』2月号では、...
2021年4月3日
森元首相の女性蔑視発言 「世話役政治」にNOを 中島岳志
森喜朗元首相の女性蔑視発言が問題になり、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織...
2021年3月1日
コロナ 危機の否認 本質見つめる勇気を 中島岳志
緊急事態宣言が出され、行動制限が要請されても、街は人であふれている。医療崩壊が現実の...
2021年2月1日 文化
「鬼滅の刃」ブーム続く 利他的行為の本質 中島岳志
「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」ブームが続いている。二〇一九年のテレビアニメ化がきっ...
2020年12月22日
バイデンが目指すべきもの 貧困層の生活向上を 中島岳志
アメリカ大統領選挙は、開票を巡って混乱した。トランプ大統領は「不正」を訴え、敗北を認...
2020年12月1日
デジタル監視社会 自由を死守する正念場 中島岳志
菅義偉内閣はデジタル庁創設に力を入れている。そこでは行政の一元化など、利便性ばかりが...
2020年11月1日
安倍内閣の総括 アベノミクス・憲法改正「道半ば」の幻想が本質 中島岳志
安倍内閣は長期政権だったにもかかわらず、看板に掲げた政策が実現しないまま終わった。 ...
2020年10月1日
「自粛警察」という現象 弾圧者に変わる小市民 中島岳志
コロナ禍以降、従来の右派/左派というイデオロギーでは理解しきれない現象が続いている。...
2020年9月1日
「命の選別」論の危うさ 生きる権利踏みにじる 中島岳志
コロナ禍で医療崩壊を起こしたイタリア、スペイン、アメリカなどで、「トリアージ」という...
2020年8月1日
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