トップ > 中日新聞しずおか > 静岡地域版 > 地域特集 > 県知事選2017 > 記事一覧 > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

県知事選2017

川勝知事3選 県内経済界の声

◆人手不足対策、観光振興を

 二十五日投開票があった静岡県知事選で現職の川勝平太氏(68)が当選し、三期目のかじ取りに入る。県内の経済界からは浜松市内での野球場建設や中小企業の人手不足対策、観光振興策などに関する要望や期待が相次いだ。

 川勝氏を支持したスズキの鈴木修会長は「対立候補は政策の議論をせず、その点で勝負にならなかった。(川勝氏の)信任投票だった」と選挙戦を振り返り、「個性豊かな行政をやってほしい」と期待を込めた。

 県が浜松市西区篠原町で建設を目指す県営野球場については「県東部と中部に県営球場があって、西部にはない。当然進めてほしい」と語った。川勝氏が静岡市の田辺信宏市長との間で静岡市清水区の病院移転問題などを巡って対立してきたことを踏まえ「言葉に注意して頑張ってほしい」と求めた。

 浜松商工会議所の大須賀正孝会頭は「過去八年間の実績をベースに、これまで積み重ねてきた経験と知見をフルに発揮し、山積する諸課題の解決に向けて関係機関と連携して力強く政策を推進することを期待したい」とコメントした。

 県商工会議所連合会の酒井公夫会長(静岡商工会議所会頭)は「地域の企業は人手不足や後継者の問題を抱えながら、IoT(モノのインターネット)の活用を含めた生産性の向上と働き方改革を同時に進めている」と現状を訴え、きめ細かな中小企業施策を求めた。観光面では「静岡は多くの魅力を有するものの、アピール力が弱い。インバウンド観光戦略を強力に進めてほしい」と注文した。

 県中小企業団体中央会の諏訪部敏之会長は「昨年末に制定した中小企業・小規模企業振興基本条例を積極的に推進してほしい」とコメント。「人手不足や先行き不透明感のある経済状態など予断を許さない環境の中で、川勝氏の情報発信力と行動力に期待したい」と述べた。

 JA静岡中央会の田端敬一会長は「現場の意見によく耳を傾けて、農家の所得が向上できる施策を構築してほしい」と求めた。

(瀬戸勝之、西山輝一、山田晃史)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

中日新聞しずおかの記事はこちら

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索