トップ > 中日新聞しずおか > 静岡地域版 > 地域特集 > 県知事選2017 > 記事一覧 > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

県知事選2017

静岡・浜松両政令市の有権者の声

写真

 次の四年間を担うリーダーに、一番力を入れてほしいことは−。県知事選に一票を投じた静岡、浜松の両政令市の有権者たちに尋ねたところ、防災対策のさらなる拡充や次世代のための投資、人口減少を食い止めるための打開策を求める声が目立った。

 「防災に関心があるが、静岡県は道路が狭く、渋滞が多い」

 静岡市葵区の会社員安田(やすた)利彦さん(27)は、実感を込めて語る。東日本大震災を経験し、昨年十二月に福島県から転入してきた。「災害時の物資輸送の大切さが身に染みている」と六年前の経験を振り返った上で、道路の再整備は不可欠とみる。

 浜松市天竜区の会社員安藤友彦さん(45)は「浜松の沿岸部に野球場を造る話もあるが、地震対策に力を入れてほしい」と要望。静岡市葵区の会社員南條麻依子さん(33)は「海岸沿いを車で走っていて、津波が来た時に、どうすればよいか分からない。避難場所が少ないように感じる」と指摘する。

 子育て世代からは、きめ細かな教育や家計を助ける施策を求める声が相次いだ。浜松市中区の主婦高橋薫さん(42)は「特に医療費は高校生になると上がる。学生のうちは無料にしてほしい」と切実な思いを吐露。子ども三人が次々と小学校に進む同市西区の公務員中村ゆう子さん(37)は「ゆとり教育から詰め込み教育に変わり、授業についていけない子どももいると聞く。その子に合った教育ができるようにしてほしい」と言う。

 県内の人口減少への危機感もにじんだ。浜松市中区の無職都築伸泰さん(79)は「人口がこのまま減っていくと、経済にとってもマイナス」と心配。浜松市南区の会社員鈴木真弘さん(56)は「これからますます人手不足になる。大手なら大丈夫だろうが、中小企業の人材確保をどうするのかを考え、賃金が上がるように」と注文する。

 静岡市駿河区の会社員今野貴文さん(46)は「静岡市は政令市にもかかわらず、人口が減り続けていて元気がない。流れを変えてほしい」と知事の手腕に期待。同市葵区の翻訳業佐藤愛さん(37)は「大学を出てそのまま県内で暮らせるように、雇用を整備し、子育て世代が暮らしやすくなるような政策に取り組んでほしい」と願った。

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

中日新聞しずおかの記事はこちら

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索