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県知事選2017

川勝県政「総仕上げ」

 三選を果たした川勝平太さん。「総仕上げ」と位置付ける三期目には、二〇二〇年東京五輪・パラリンピックを筆頭に多くのイベントが控えると同時に、新たな県総合計画の策定など課題も待ち受ける。静岡県を日本の理想郷にすることを目指す川勝県政の次なる四年間を展望する。

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■スポーツ

 まずはスポーツ。一九年にラグビーワールドカップを袋井市のエコパスタジアムで迎え、翌年には東京五輪・パラリンピックの自転車競技が伊豆市の伊豆ベロドロームで開催される。いずれも交通の便を懸念する声が上がっており、道路拡張や輸送バス確保などの対策が必要。東京五輪は費用分担の大枠がようやく固まり、通信網の整備や施設改修など具体的な準備が始まる。

■世界遺産

 世界文化遺産の富士山は、一八年十二月までに国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産センターに保全報告書を再提出しなければならない。安全性の向上や環境保全を目的とした登山客数の規制が求められており、地元や山梨県との合意形成が急がれる。今年十二月開館予定の富士山世界遺産センター(富士宮市)からの情報発信にも期待が高まる。

■伊豆振興

 伊豆半島の世界ジオパーク認定や県のワサビ栽培の世界農業遺産認定が待ち望まれる一方、一五年七月の世界文化遺産登録からブームが落ち着きつつある韮山反射炉(伊豆の国市)など、既存の資源の観光振興策を考える時期にも来ている。

■静岡空港

 赤字が続く静岡空港の経営改善も課題だ。県はターミナルビルの増改築を進めるほか、一八年春に近隣にリニューアルオープン予定の「ふじのくに茶の都ミュージアム」(島田市)など、集客施設も整備して利用拡大に取り組む。

 一一年二月に定めた県総合計画は来年三月に完了する見込みで、川勝知事は間もなく、今後十年間の県の方向性を決める新総合計画の検討を始める。選挙の公約として掲げた高校三年生までの医療費無料化や延長保育などに積極的な私立幼稚園への助成拡大が実現すれば、子育て世代の負担が和らぎそうだ。

(知事選取材班)

 

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