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新たに9組参加辞退、トリエンナーレ 不自由展中止に抗議

 愛知県で開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画「表現の不自由展・その後」が中止となった問題で、トリエンナーレに参加している海外の作家9人が14日までに、新たに自作の展示の中止を実行委員会に申し出た。トリエンナーレの国際現代美術展には国内外の作家66組が参加しているが、不自由展の中止に対する抗議としての出品辞退は、計12組となった。

 申し出たのは米国を拠点にするウーゴ・ロンディノーネさんやメキシコのモニカ・メイヤーさんら。9人は既に辞退している韓国の作家2人、キュレーター(学芸員)のペドロ・レイエスさんと連名で英文の声明を発表、米国の美術雑誌「ARTnews」のウェブサイトに13日付で掲載された。

 声明では、旧日本軍の慰安婦を象徴する少女像などを展示した不自由展について、会期末まで継続されるべきだったと主張。河村たかし名古屋市長の中止要請や、補助金見直しを示唆した菅義偉官房長官の発言、多数の匿名の電話によるスタッフへの嫌がらせ、脅迫のファクスといった4種の「表現の自由」に対する攻撃があったとした。一方で危機管理上の理由による中止に賛同できないとし、不自由展の再開まで自分たちの作品展示を中止するよう求めた。

 作品は14日現在、まだ展示されている。実行委員会は展示継続を目指し、作家側と協議を続ける。

 新たに辞退を申し出た他の作家(敬称略、かっこ内は拠点)

 タニア・ブルゲラ(キューバ、米国)、ハビエル・テジェス(米国)、レジーナ・ホセ・ガリンド(グアテマラ)、ピア・カミル(メキシコ)、クラウディア・マルティネス・ガライ(オランダ)、レニエール・レイバ・ノボ(キューバ)、ドラ・ガルシア(ノルウェー)

(中日新聞)

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