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福島原発、排気筒本体の解体開始 放射性物質含む蒸気ベントに使用

 東京電力は7日、東日本大震災で事故を起こした福島第1原発1、2号機の共用排気筒(高さ約120m)の上半分を解体する作業で、排気筒本体の切断を開始した。大型クレーンでつり下げた切断装置を遠隔操作し、排気筒の上端から約3mずつ輪切りにしていく。

 この日は切断装置に取り付けられているロボットを使って最上端を横から円状に切り取り、地上に下ろす計画だったが、切断装置に不具合が相次ぎ、円の約半分付近まで切れ目を入れた段階で中断した。

 排気筒は原発事故発生時、1号機の原子炉格納容器の圧力を下げるため、放射性物質を含む蒸気を外部に放出する「ベント(排気)」に使われた。

(共同)

 福島第1原発1、2号機の共用排気筒本体を、大型クレーンでつり下げた切断装置(上端)を遠隔操作し切断する作業=7日午前、福島県大熊町(代表撮影)

 福島第1原発1、2号機の共用排気筒本体を、大型クレーンでつり下げた切断装置(上端)を遠隔操作し切断する作業=7日午前、福島県大熊町(代表撮影)

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