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熊本地震の本震3年、広がる祈り 「忘れない」記憶胸に

 熊本、大分両県で震災関連死などを含め273人が犠牲となった熊本地震は16日、被害が拡大した2度目の激震「本震」から3年を迎えた。被災地では、発生時刻に合わせた未明の時間帯から遺族や住民が鎮魂の祈りをささげ、記憶の継承を誓った。

 午前1時25分、熊本県南阿蘇村の阿蘇大橋の崩落現場近くで犠牲となった大和晃さん=当時(22)=の両親と兄、伯父が橋のたもと付近に置かれた献花台で手を合わせた。「晃、寒かったろうね」。約5分間黙とうをささげた母忍さん(51)は静かに涙を流した。

 晃さんは車ごと巻き込まれ、約4カ月後に遺体で見つかった。

(共同)

 熊本地震の「本震」から3年を迎えた熊本県益城町の木山仮設団地で、地震の発生時刻に合わせ黙とうする住民ら=16日午前1時25分

 熊本地震の「本震」から3年を迎えた熊本県益城町の木山仮設団地で、地震の発生時刻に合わせ黙とうする住民ら=16日午前1時25分

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