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福井ユナイテッドFC

ユナイテッド初戦分ける 地域CL1次ラウンド

サッカー

1次ラウンド、福井−刈谷組織的に守る福井の選手たち(青色)=金沢市民サッカー場で

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 日本フットボールリーグ(JFL)昇格をかけた全国地域チャンピオンズリーグが八日、金沢市民サッカー場などで開幕し、一次ラウンドが行われた。グループAの福井ユナイテッドFCはFC刈谷(愛知)と0−0で引き分け、勝ち点1で2位タイとなった。

 福井は前半からボールを支配できず、攻め込まれる展開。しかし後半に入ると、両サイドを起点に攻撃を仕掛けた。ロスタイムにはゴール前のフリーキックをDF木村健佑が直接狙ったがGKに弾かれ、直後のコーナーキックではFW中筋誠が頭で合わせるも、相手DFにクリアされゴールネットを揺らせなかった。

 一次ラウンドは十二チームが三グループに分かれてリーグ戦を行い、各組1位と2位の中で成績最上位の計4チームが決勝ラウンドに進出する。福井は次戦、1位の沖縄SV(沖縄)と激突する。

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冷静さ欠き勝ち点1にも反省

 勝ち点1に満足はできない。福井の主将・橋本真人は「気持ちの戦いになると思っていた。勝ちたかった」と漏らす。グループ戦の初戦。昨年も引き分けスタートし、残り二戦を連敗して一次ラウンド敗退を喫した。苦い記憶が脳裏にあり、橋本も望月一仁監督も反省の言葉ばかりを並べた。

 望月監督がダメ出ししたのが、冷静さを欠いた試合運び。「気持ちが前にいきすぎてバタバタしていた」。攻撃の起点をつくれず、不用意なファウルが増える。前半だけで、相手に与えた直接フリーキック数は11。セットプレーから圧力をかけられ、攻撃の精度が高まらなかった。

 これが痛かった。就任三年目の指揮官が今季力を入れたのは、攻めのバリエーションだ。過去二度、この大会を経験したが「今までは守備からカウンターだけだった。走力が削られて勝てなかった」。両サイドを駆使し、パスをさばく理想形は後半の終盤から見えてきたが、遅い。ロスタイムに生まれた二度の好機をふいにし、試合終了の笛が鳴った。

 磨きを掛けて技術が蓄積された守りは結実した。ただ、残り二試合は得点して勝つことしか求められない。けが人も続出した中「後半のサッカーをやれば、あとは点を決めるだけ」とFW山田雄太。早くもチームは崖っぷちに立たされた。 (谷出知謙)

 

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