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情緒豊かお座敷芸 芦原芸妓おさらい会

芳村伊四絽さん(後列左から2人目)とともに、稽古の成果を披露する芸妓ら=あわら市伝統芸能館で

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 あわら市の芦原温泉芸妓(げいぎ)協同組合の芸妓が、お座敷芸を披露する「おさらい会」が十七日、市伝統芸能館であった。「北陸一の芸達者」と称されてきた温泉街の“華”たちが情緒豊かな三味線の音色、あでやかな舞で来場者を魅了した。

 同組合に所属する七人が、日本髪に着物姿で午前と午後の二回、舞台に立った。三味線や唄の師匠の芳村伊四絽(いしろ)さん(東京都)も駆けつけ、全員で演奏する素囃子(すばやし)「あわら越後獅子」で開幕。三味線や笛に、鉦(かね)や太鼓も加わって華やかに盛り上げた。祝い歌の長唄「松竹梅」や小唄「高時」など計七演目が披露された。

 午前中は地元の旅館や行政、観光関係者ら四十人が来場し、稽古で磨き上げた芸妓らの舞や優雅な所作、情緒あふれる三味線や笛の音色に拍手を送った。同組合の武田圭子代表理事は「これからも皆さんにお声を掛けていただけるよう、頑張っていきたい」と一層の精進を誓った。

 同組合などによると、最盛期の昭和三十年代には二百人を超えた芸妓も年々減少。「柳糸(りゅうし)会」と銘打って毎年夏に開いてきた発表会の存続も一時は危ぶまれたが、一昨年からおさらい会と名前を変えて続けている。 (北原愛)

 

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