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鮮魚店救済で弁当購入 大野市が応援企画

鮮魚店の弁当を味わう職員=大野市役所で

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新型コロナ 

 新型コロナウイルス感染症の影響で会合などが中止になり、仕出し料理を提供する大野市内の鮮魚店などに影響が出ている。市は応援企画として、日替わりで鮮魚店から昼食に弁当を購入する取り組みをしている。

 市内では、鮮魚店の二階にある座敷で市民らが宴会や各種会合を開く風習がある。大野魚商協同組合によると、二月から宴会や催事のキャンセルが相次ぎ、経済的に大きな打撃を受けている。歓送迎会や花見の時期に差しかかっているが、終息の見通しは立たず不安が広がっているという。今月二日からの市内全小中学校の臨時休校で学校給食用の仕入れもなくなり、市魚市場も休業日を週一日から二日に増やさざるを得なくなっている。

 こうした状況を受け、市が組合に応援協力を申し出て二十三日から応援企画を実施。職員からの注文を募って発注し、市内十店舗が日替わりで、税込み八百円の予算内で弁当を調理している。二十五日は三十六人の職員が弁当を味わい、担当する商工観光振興課の職員は「毎日違う店の弁当なので職員も楽しみにしている」と話した。

 組合事務局の箱崎祥一郎さん(63)は「キャンセルが相次いで困っていた。少しでも鮮魚店の助けになれば」と話した。同課によると期間は三日までだが、状況次第では期間延長を検討する。 (山内道朗)

 

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