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金沢−敦賀 全駅で着工態勢整う

芦原温泉、敦賀 落札業者決まる

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 二〇二三年春の北陸新幹線敦賀開業に向けて、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は十四日、芦原温泉、敦賀両駅舎の建築工事について入札を実施した。ともに二回の入札を経て落札業者が決まった。これで県内四駅を含め、建設が進む金沢−敦賀間の全六駅で着工の態勢が整った。 (山本洋児)

 鉄道・運輸機構が同日、入札結果をホームページ上で公表した。両駅とも一回目の入札価格は予定価格を上回ったが、同日に行われた二回目で落札に至った。入札の経緯については「コメントできない」としている。

 芦原温泉駅は熊谷組(東京)と砺波工業(富山)、坂川建設(福井市)でつくる共同企業体(JV)が四十四億五千万円(税抜き)で、敦賀駅は鹿島(東京)と竹中土木(同)、前田産業(若狭町)のJVが百十億四千四百六十万円(税抜き)で落札した。落札率は契約後に公表される。

 工期はともに二年八カ月で、駅舎の本体工事は二〇年度から始まる。入札の実施に当たっては人件費や資材費の高騰を踏まえ、実勢価格を考慮。事前に業者から見積書を提出してもらい、予定価格を決める方式を採用したとみられる。

 金沢−敦賀間には六駅が設けられる。福井、小松、加賀温泉の各駅舎の建築工事は、昨年七月にあった初回の入札価格が予定価格を上回ったため成立せず、受注業者が決まらなかった。予定価格を見直し、同十一月の二度目の入札でいずれも落札された。南越駅(仮称)は同七月末に落札業者が決まった。

 鉄道・運輸機構の担当者は「金沢−敦賀間の六駅の建築工事が全て落札決定し、ひと安心している状況ではあるが、引き続き開業に向けて確実に工事を進めていきたい」と話している。

 

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