トップ > 日刊県民福井から > 福井発 > 記事

ここから本文

福井発

受注企業から1500万円借入 高浜町長 資産報告書に不記載

報道陣の取材に答える野瀬豊町長=2日、高浜町役場で

写真

 高浜町の野瀬豊町長は二日、町発注事業を受注する小浜市のコンサルタント企業から千五百万円を借り入れながら、町の資産公開条例で義務付けられている借金の資産報告書への記載を今春まで行っていなかったと明らかにした。この企業への便宜供用はなかったとしている。

 二日に報道陣の取材に応じた野瀬町長によると、二〇一一年三月に「年利0・5%、返済期限一六年三月」の条件で企業と千五百万円の借り入れ契約を結び、現金で受け取った。自身が経営していた会社の負債の返済のためで、金融機関からの借り入れが難しかったからだったと説明。自宅などを担保に加え「遅延損害金年利6・0%、返済期限二〇二一年末」で現在返済を進めている、と説明した。

 資産報告書に記載していなかった理由について野瀬町長は「自身の会社の運転資金として借りていたため、個人の資産報告に載せる必要がないと思っていた」と釈明。町長就任以前から知り合いだったという社長から「町の発注事業の依頼などはなかった」とした。

 当初の条件は地元の金融機関に比べて低金利だったとの指摘に対しては「土地などの担保も入れていたので、極端な低金利ではない」と主張。この企業は取材に「金融機関より有利な条件で貸したことはない」と回答した。

 野瀬町長は十月、関西電力役員らに金品を渡していた高浜町元助役の森山栄治氏(故人)との間で、贈答品のやりとりがあったと明らかにしている。

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索