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梅PRへ「イチゴ一会」 ゼリー開発 相性絶妙

人気上昇中の「いちごと梅のゼリー」=おおい町岡安で

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イチゴの赤みを生かしたゼリーの食感はとろりとしている

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おおい 農家らの組合

 おおい町の梅農家の有志十四人でつくる企業組合「うめっぽ」が開発し、今年五月から売り出した「いちごと梅のゼリー」がじわじわと人気を集めている。ミスマッチとも思える取り合わせだが、「意外においしい」と口コミで評判が広がっているようだ。

 うめっぽは、梅の新たな販路を開拓しようと二〇〇八年に設立され、一三年に企業組合になった。一七年に、地元産の「紅映梅(べにさしうめ)」をすりつぶした「完熟梅ゼリー」を発売。東京や大阪などから問い合わせが来るほどの人気商品になった。昨年秋、ゼリー商品の第二弾を計画。試行錯誤の末、いちごと梅のゼリーの発売にこぎ着けた。

 紅映梅と、隣の高浜町和田のイチゴ農園「ジョリーファーム」で栽培された「章姫(あきひめ)」や「紅ほっぺ」を使用。のどごしが良く、梅の爽やかな酸味と、イチゴの甘さが絶妙に合わさり、冷凍してシャーベット状にしてもおいしい。梅ゼリー同様、縦十七センチ、横八センチのパウチ容器に百五十グラムが入っており、税込み三百円。

 みんなの期待を背負い、おおい町の「道の駅うみんぴあ大飯」や「道の駅名田庄」などで売り始めたが、最初の一カ月に売れたのはわずか五十個。その後も売れ行きは伸び悩んでいたが、八月三日に同町成海で開かれたイベント「スーパー大火勢(おおがせ)」で冷凍したものを販売したところ、用意した百個を完売した。猛暑の中「ひんやりした」「栄養補給になった」と好評で、これを機に人気に火が付いたようで、大火勢以降、九月末までに百七十個が売れた。

 これからの季節は冷凍というわけにはいかないが、うめっぽでは、さらに売り上げを伸ばそうと、今月二十六、二十七日に隣の小浜市のJA若狭本店で開かれる「JA若狭まつり」や、十一月二十四日におおい町名田庄小倉で予定される「じねんじょ祭り」などのイベントで販売してPRする計画。同町のふるさと納税の返礼品に加えてもらうよう町に働き掛けるなど、県内外への販売攻勢に出る。

 うめっぽの古池洋子代表(59)は「冬はこたつに入りながら食べるのもお薦め。季節に応じた味わい方をいろいろと試してもらえれば」と、今後の売れ行きに期待している。(問)うめっぽ=0770(77)3344 (栗田啓右)

 

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