トップ > 日刊県民福井から > 福井発 > 記事

ここから本文

福井発

特急存続 7割望む 就業体験の学生3人調査

3年後の北陸新幹線県内開業について取材する(左から)小林佑依さん、谷口莉子さん、山村勇人さん=福井市のハピテラスで

写真

福井駅周辺18人から回答

 北陸新幹線県内開業を二〇二三年春に控え、インターンシップ(就業体験)で日刊県民福井・中日新聞福井支社を訪れている京都女子大三年の小林佑依さん(20)=福井市出身、同二年の谷口莉子さん(19)=同、富山大二年の山村勇人さん(19)=大野市出身=が十一日、JR福井駅周辺の街頭で、開業に向けての意識調査をし、乗降客ら十八人から回答を得た。福井駅発の特急の存続を望む声が目立った。

 特急しらさぎとサンダーバードについて尋ねたところ、全体の七割の十三人が現行通りの存続を望んだ。三人が「必要ない」、「どちらでもない」は二人だった。

 特急しらさぎで通勤している四十代の男性公務員=名古屋市=は「サンダーバードは新幹線で良いが、しらさぎは必要」と継続運行を求めた。女性会社員(49)=福井市=も「新幹線は料金が高いので、特急や快速を増やしてほしい」と要望した。

 大阪府から出張中の男性(40)と高校の男子生徒(16)=坂井市=は「新幹線がどんどん延びていくと、特急は使わなくなるので」と存続には否定的。六十代の主婦=福井市=と、アルバイト男性(62)=同=も「在来線の本数が少なくなるのではないか」と懸念を示した。

 開業後の観光への波及効果に関しては、パートの六十代女性=同=は「観光客は増え、お土産の売れ行きに期待できる」と歓迎の声がある一方で、主婦(27)=越前市=は「開業してみないと分からないが、あまり期待できない」と手厳しい意見もあった。

 延伸が当初は敦賀駅にとどまることに関し「敦賀が車両基地になってしまう」「乗り継ぎに影響が出るのではないか」といった不安の声が上がった。他に、高校一年の女子生徒(15)=同=は「家が新幹線に近いから騒音がうるさくなりそうだ」との意見もあった。 (青木孝行)

 ◇ 

 三人は、県と県経営者協会のインターンシップ事業に参加。十一〜十三日の日程で新聞社の仕事を体験する。二日目は、金沢市で記事に見出しを付けて紙面構成する整理部での講義や、印刷工場を見学。最終日は本紙記者に同行し、取材現場を見る。

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索