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カブトムシ100匹触れて 高浜に3代目「ハウス」

蝓蜊の里くらぶが造った新しいカブトムシハウス(左)、奥は2代目ハウス=いずれも高浜町中津海で

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ハウス内で観察できるカブトムシ

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有志団体設置 外から小窓で観察可能

 里山の整備に取り組む高浜町中寄の有志団体「蝓蜊(ゆり)の里くらぶ」が、里山と住宅地の間の同町中津海(なかつみ)に“三代目”の「カブトムシハウス」を設けた。二〇一六、一七年に続くハウスで、カブトムシ百匹を来週いっぱいまで無料で観察できる。 (栗田啓右)

 地域の豊かな自然を後世に残そうと、一二年に同くらぶを結成。休耕田の整備や植物のハンゲショウの保護などに、五十代から八十代の男女のメンバー十三人が取り組んでいる。

 カブトムシハウスの設置は、四年前、同所でメンバーが伐採してチップ状になった竹の中で、カブトムシの幼虫数百匹を発見したのがきっかけ。翌年、ネットを張り巡らせた簡易の初代ハウスを造った。ところが、カブトムシがネットに絡まることがあり、一七年の二代目ハウスは木造に改造。しかし、今度は窓の隙間から逃げられてしまうことがあった。

 このため、今年の三代目は同じ木造だが、逃走防止用の金網を内側に付け、七月上旬に完成した。高さ二メートル、広さは三・三平方メートルほど。空き家の廃材などを活用した。外からも観察できるように小窓を造り、ハウスの前には「オレの家」と記した、カブトムシの木製オブジェ付きの看板を設けた。ドアにはカブトムシのイラストも描いた。

 ハウス内では、カブトムシが争ったり、餌を食べたりする様子が見られる。くらぶ代表の山中義和さん(67)は「里山整備の中でカブトムシを育ててきた。子どもたちが自然に触れる場所になってもらえれば」と話している。

 

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