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道の駅・九頭竜にコンビニ 大野・和泉 過疎地区、買い物支援

オープン記念の福袋などを買い求める和泉地区の住民(左)ら=大野市のファミリーマート道の駅九頭竜店で

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 高齢者が多く過疎化が進み、日用品店もなくなった大野市和泉地区の住民たちの買い物を支援するため、コンビニエンスストア「ファミリーマート道の駅九頭竜店」が十三日、同市朝日の道の駅「九頭竜」内にオープンした。大手コンビニチェーン「ファミリーマート」によると、道の駅内にコンビニがオープンするのは北陸初。

 コンビニは、道の駅の施設で地場産品などの土産品販売や観光案内をしていた和泉ふれあい会館一階の一部百九十四平方メートルに出店。うち売り場は百七十二平方メートルで、残りは住民や観光客が憩える二十席分の机といすを置く。営業時間は午前六時から午後十時まで。常時三千二百品目を用意する。地元の和泉スキー場の運営会社「福井和泉リゾート」がフランチャイズで経営する。

 同社や市などによると、鉱山労働者などで往事は六千人いた住民は鉱山閉鎖の影響などで四百人余りまで減り、地区内十一区のうち六区は高齢者が半数以上を占める限界集落。五年ほど前には日用品や食料品を扱う小売店も閉鎖。住民らは日用品を買うために三十分以上かけて大野市街地まで車での移動が余儀なくされていた。

 コンビニの誘致は昨年、和泉自治会や地区区長会の要望で、福井和泉リゾートがファミリーマートに打診。ファミリーマートも専門部署を設けて地域密着、生活者応援の店舗展開をして地域密着店舗としての進出に協力した。

 この日は午前九時半にオープンすると、多くの住民が記念の福袋や日用品などを購入。オープン前の式典では福井和泉リゾートの巣守和義社長が「人口四百人の過疎の地区だが『ここに生き続けられるために』をスローガンに頑張ってきた。開店が一助になり、地域に愛され、根差した場所になるようにしたい」とあいさつした。店内には多くの冷凍食品なども置く。ファミリーマート営業本部北陸ディストリクト部長の浦和幸一郎さんは「長く支持される場所にするとともに、地域の冷蔵庫代わりに使っていただき、観光客にもいい思い出になる場所にしてもらいたい」と期待する。 (山内道朗)

 

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