新聞について学ぼう
教育に新聞を・NIE
新聞について学ぼう
~バーチャル社会見学動画で印刷現場を取材~
主に小学校3、4年生を対象に、中日新聞名古屋本社での中日こどもウイークリー印刷の現場を動画で
「バーチャル社会見学」して、その様子を新聞にまとめる工程を説明しています。
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はじめに
準備や新聞の特徴を知ろう(約5分)
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1取材をしよう
下調べをして動画を見よう(約9分)
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2レイアウトしよう<1>
題字を決めよう(約7分)
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3記事を書こう
取材まとめチェックシートから書いてみよう(約9分)
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4レイアウトしよう<2>
写真と見出しを決めよう(約6分)
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5仕上げをしよう
(約2分)
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6みんなの新聞
いろいろなレイアウト紹介(約2分)
質問一覧をまとめてみました。質問のところをクリックすると答えが出てきます。
印刷 の色はどうやって作りますか?- 植物油を主体にしたインクを使っていて、黄色、赤色(
紅 )、青色(藍 )、黒色(墨 )の4色を重ねていろんな色を作っています。 - 紙はどんなものを使うのですか?
- トイレットペーパーを大きくしたようなロール状の新聞
巻 取 紙というものを使います。
1ロール(本)の重さは、ウイークリー用で700キログラムぐらい。
朝刊 の新聞用だと約1トンあります。
ウイークリーの場合は、朝刊で使う紙より、もっと白くて厚 みのある特別な紙を使います。
そのため、カラーの色がきれいな紙面になります。
1ロールでウイークリーだと2万部くらい印刷 できます。 - 何人くらいで作業しますか?
輪転 機 (印刷 する機械 )1台に3人がつきます。
責任 者 、紙面 の体裁 (印刷 されるものの大きさや位置 )、色 調整 の担当 わけをして、同時 に作業をしています。紙面の見本が機械についているモニター画面 に出るので、それと同じになるように色や位置 を調整 します。輪転 機 にはたくさんのスイッチがありますね- これらのスイッチを使って、
輪転 機 をコントロールする機器 に指示 を出しています。
飛行機 の操縦 席のようにスイッチが並 んでいるため、作業 する人は「機長 」とよばれています 印刷 した新聞の数はどうやってわかりますか?- 数を数える
専用 のコンピューターで自動 管理 されています 印刷 している途中 で、新聞をぬき取って中を見ていますが何をしているのですか?実際 の紙面 できれいに色がでているか、4色の重 ね刷 りがずれていないかなど目でチェックしています。悪ければすぐに修正 しています。一度、きれいに調整 できても、印刷 を続けると変わってくるので、印刷が終わるまで何度も点検 ・修正 をして、きれいな紙面を作ります。- どのくらいの
速 さで印刷 しているのですか? - 1セットの
輪転 機 あたり、1分間で約900部刷 るスピードで印刷 しています。
ウイークリーは朝刊 よりページ数が少ないですが、1時間ほどで全部 の印刷が終わります。 - ここにある
輪転 機 はどのくらい使っているのですか? - 30年ほど使っています。古くなってきましたが、ふだんから
手 入 れをして大切 に使っています。 - 仕事で
緊張 することはありますか? - ウイークリーは
印刷 時間が短いので、見本通りのきれいな紙面になるよう早く調整 しなければなりません。
そのため、印刷 開始 直後 は、特にチェックと修正 に大忙 しで緊張 感 があります。
おおよそのインクの量 はコンピューターで印刷が始まる前にセットされますが、きれいな紙面を作るには、やはり人の目できめ細 かい調整 が必要 です。
教科書で紹介されている「新聞」について、学んでみませんか
ここでは、小学校5年生の国語「新聞を読もう」、社会「情報社会」、小学校4年生の国語「新聞を作ろう」の単元を踏まえて、副教材として授業の手助けにしていただけるような動画を6部構成でまとめました。授業の内容に応じて、各部を組み合わせて使うことも可能です。
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①新聞の「顔」って何?
新聞の「顔」ともいえる1面の構成について説明します -
②新聞の構成
各ページ(面)の特徴や、地域によって変わる紙面、メディアリテラシーについて説明します -
③新聞ができるまで
取材から紙面ができるまでの新聞社の仕事について説明します -
④新聞記事の仕組み
新聞記事の構成や、書き方の工夫について説明します -
⑤見出しって何?
見出しの役割と、付け方について説明します -
⑥NIEって何?
NIEの意義を説明し、中日新聞NIE事務局の取り組み(無料教材の提供など)を紹介します
当ホームページの「教材を手に入れる」では、関連した内容の学習ワークシートも提供しています。併せてご活用ください。質問などは、当ホームページの「お問い合わせ」からお願いします。
この動画は個人利用の他、小中高校の授業でも自由に使っていただけます。他の用途で使用する場合は、中日新聞NIE事務局までご連絡ください。