コンクール
教育に新聞を・NIE
新聞切り抜き作品コンクール
新聞切り抜き作品コンクール

2021年度 小学生の部(5・6年) 中日大賞作品
「新聞切り抜き作品」とは、毎日の新聞の中から興味や関心のあるテーマに沿った記事を切り抜いて集め、模造紙(B紙)に貼り付けて、見出しや意見・感想を書き入れて完成させる「世界で一つだけの新聞」です。
作品作りを通じて、新聞を毎日読むことで、知らず知らずのうちに、「読解力」や「語彙(ごい)力」「文章力」が向上していきます。社会のさまざまな情報に関心が広がり、記事を集めて分類・整理し、コメントやまとめを書くことで深い思考力も養われます。記事を分かりやすく配置し、的確な見出しをつけることで表現力も培われます。
中日新聞が独自に開発した学習方法で、作品を中部9県(愛知、岐阜、三重、静岡、滋賀、長野、福井、石川、富山)の小・中・高校生から募集しています。コンクールは1994(平成6)年から始まり、四半世紀以上の伝統があります。
第28回(2021年度)コンクールには、新たに設けた半分サイズの「チャレンジ部門」も含め、3901点の応募がありました。このうち優秀作品を以下に掲載します。頑張れば、皆さんもこのような素晴らしい作品を仕上げることができます。参考にして、ぜひ取り組んでみてください。
第28回新聞切り抜き作品コンクール優秀作品巡回展
2021年度優秀作品展の予定はこちら今回のコンクールで入賞した優秀作品の巡回展を、3月上旬から中部各地で開催します。中日大賞、優秀賞に、地元の子どもたちの入賞作品も加えて20~30点ほどを展示します。素晴らしい作品を間近で見られるチャンスです。いずれも入場無料ですので、是非、ご覧ください。


2022年度 新聞切り抜き作品コンクール
募集要項
主催 | 中日新聞社 |
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後援 | 愛知、岐阜、三重、静岡、長野、滋賀、福井、石川、富山の各県教育委員会と名古屋市教育委員会(予定) |
部門 |
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作品づくりの注意点 |
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作品に使用できる新聞 |
中日新聞、北陸中日新聞、日刊県民福井、東京新聞、中日スポーツ、東京中日スポーツ、中日こどもウイークリー。この他の新聞を使用する場合は、該当記事に新聞の名前と掲載日を必ず明記してください ※雑誌やインターネットの記事、新聞のコピーなどは使用できません |
対象 |
中部9県の小学生、中学生、高校生。グループでの制作は1作品4人以内で。 ただし、チャレンジ部門へのグループ参加は1作品2人以内とします |
締め切り | 2023年1月10日(火) 当日消印有効 |
応募の注意点 |
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送付先 |
〒460-8511 名古屋市中区三の丸一丁目6番1号 中日新聞社NIE事務局 「新聞切り抜き作品コンクール」係 |
表彰 |
※チャレンジ部門の優秀作品には奨励賞を授与します |
発表 | 2023年2月中旬に中日新聞、北陸中日新聞、日刊県民福井の各紙面と中日新聞NIEホームページで |
お断り |
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問い合わせ先 |
中日新聞社NIE事務局 電話:052-221-1047 FAX:052-221-0857 email:niejim@chunichi.co.jp |
新聞切り抜き作品の作り方
新聞記事を集めよう新聞を毎日読んで、興味や関心のある記事を切り抜いてどんどん集めましょう。この段階ではテーマはまだ一つに絞らなくても良いです。 切り抜いたら、テーマごとに分類してファイルに保存していきましょう。集める記事は多いほど良いですよ。切り抜いた記事には、新聞名と掲載日を空いている部分にメモしておきましょう。 ニュース記事だけでなく、社説やコラム、投書欄など新聞全体に広く目を通すと、いろいろな種類の記事が集められます。小学校低学年では、写真を中心に使うのも一つの方法です。広告もOK。難しい言葉が出てきたら、辞書で調べたり、おうちの人や先生に聞いたりして記事の内容を理解するようにしましょう。 |
新聞記事を絞り込み、見出しを考えよう記事がある程度集まったら、実際に新聞切り抜き作品を作るテーマを一つに決めましょう。テーマが固まったら、記事を内容ごとに2~5種類に分類・整理して、記事数は全体で20ぐらいに絞り込みます。見出しは自分が主張したいことを、短い言葉(10文字程度)でずばりと表現してください。 |
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新聞記事を模造紙に貼ろういよいよ模造紙に記事を貼っていきます。でも、ばらばらに貼ってはいけません。記事をいくつかのブロックに分けて、貼る場所を考えてくださいね。そうすると読んでくれる人が見やすくなりますよ。見出しは作品全体を表現する大きなもののほかに、ブロックごとに小さな見出しを付けていくと良いでしょう。また、作品全体の「まとめ」を書き込む場所と大きさを決め、そこには記事を貼らないように注意しましょう。 |
コメントとまとめを書き加える記事を貼り終えたら、その周りの空白部分を使って記事の感想などのコメントを短く書き入れましょう。最後に作品のまとめとして、テーマを取り上げた理由や自分の意見・感想を書き入れます。400文字(原稿用紙1枚)ぐらいで分かりやすく伝えてください。グループで制作した作品は、一緒に作った人で話し合い、全員で一つの「まとめ」を書いてくださいね。 |
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仕上げも忘れずにここまで終わったら、全体を見て、見やすくなっているか、無駄な空白部分がないかをチェックしてください。矢印やイラストを書き加えたり、分類が分かりやすいようにブロックごとに色分けしたり。記事の大事な部分にマーカーで色付けするのも忘れずに。 |
作品の作り方などを詳しく知りたい学校には、講師を派遣します。「わくわく新聞講座」の申し込み画面から受け付けています。 わくわく新聞講座お申し込みはこちら |
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チャレンジ部門に挑戦
2021年度に始まった新しい部門です。作り方のポイントはこれまでの切り抜き作品の作り方と同じ。でも、作品の大きさは半分になるので、気楽に取り組めます。変更ポイントを中心に紹介します。
1作品のテーマを決め、新聞記事を集めよう作品のテーマを決めて、それに合った新聞記事を切り抜いていこう。切り抜いた記事には、小さく新聞名と日付をメモしておこう。 |
2記事を分類し、見出しを考えよう集まった記事の中から、使うものを選ぼう。記事は10本以上あるといいね。その記事を、仲間ごとに分類し、見出しを付けてみよう。作品が小さくなる分、見出しの重要度はアップ! 自分が伝えたいことについて、読む人が「何だろう」と飛びつくような短い言葉(10文字程度)を考えよう。 |
3レイアウトしてみよう台紙に記事を並べ、見出しの位置も決めて行こう。手軽な大きさなのでパズル感覚で。記事ごとのコメントは、全部につけなくてもOKです。ただ「まとめ」は必要なので、その場所は空けておいてね。 |
4見出しやまとめを書き込もうレイアウトが決まったら、記事を台紙に貼り、見出しを書き込もう。まとめは、作品で何を伝えようと思ったのかを200~300文字程度で。2人で作ったら、話し合ってまとめはひとつに。 |
5仕上げをしたら完成!全体を見て、矢印やイラストを書き加えたり、色分けしたりと、見て楽しい作品に仕上げよう。記事の大切な部分にマーカーで色つけするのは同じだよ。 |
作品の作り方などを詳しく知りたい学校には、講師を派遣します。「わくわく新聞講座」の申し込み画面から受け付けています。 |
新聞切り抜き作品奨励金
中日新聞社は、2022年度新聞切り抜き作品に多くの作品を応募した学校に奨励金をお渡しします。
学校応募で、作品(チャレンジ部門を含む。規格外の作品は除く)を50点以上(100点未満)応募した学校に5000円、100点以上の学校に1万円をお渡しします。作品作りに必要な模造紙やペン、のりなどの購入や、作品応募の際の送料など、コンクールに関係する支出に当ててください。
奨励金を希望される学校関係者は、中日新聞WebのNIEコーナーにある申請書をダウンロードし、必要事項を記載、捺印した上で、作品応募の際に同封してください。使途明細などの書類は必要ありません。確認の上、2023年2月以降に指定口座へ振り込ませていただきます。
問い合わせ先 |
中日新聞社NIE事務局 電話:052-221-1047(平日 9:30~17:30) |
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子どもと先生の新聞コンクール
中部9県の小・中学校で、児童生徒や先生が作った新聞を表彰しています。児童生徒の部では、子どもたちが継続的に作った学校・学級新聞、調べ学習の成果や体験などをまとめた学習新聞を募集します。先生の部では、児童生徒や保護者に向けて発行した学級通信や学校通信を募ります。

2022年度 子どもと先生の新聞コンクール
募集要項
主催 | 中日新聞社 |
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部門 |
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応募の注意点 |
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締め切り | 2023年1月10日(火) 当日消印有効 |
送付先 |
〒460-8511 名古屋市中区三の丸一丁目6番1号 中日新聞社NIE事務局 「子どもと先生の新聞コンクール」係 |
表彰 | 最優秀賞、優秀賞など 最優秀賞の受賞者は2023年2月中旬に名古屋市内で開催予定の表彰式及び祝賀会にご招待します |
発表 | 2023年2月中旬に中日新聞、北陸中日新聞、日刊県民福井の各紙面と中日新聞NIEホームページで |
お断り |
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問い合わせ先 | 中日新聞社NIE事務局 電話:052-221-1047 FAX:052-221-0857 email:niejim@chunichi.co.jp |
中日いきいき学習賞
中部9県の小、中学校、高校で、新聞を授業や課外活動などに活用して成果を上げたり、新聞切り抜き作品や学校・学級新聞作りを意欲的に指導したりしている教職員を対象に、毎年贈っています。
また、いきいき学習賞受賞後も10年以上新聞活用を続け、精力的にNIE活動に取り組んでいる受賞者を対象に、「特別奨励賞」も設けています。
2020年度は、新型コロナウイルスによる学校現場への影響を受けて、表彰を見送りましたが、2021年度は再開しました。
