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新聞が導く豊かな人生 中日新聞の人材研修 ビジネストレーニング「ビズトレ」

ビズトレ進化中

中日新聞社は、各地の企業や団体に講師を派遣して、人材研修のお手伝いをする

ビジネストレーニング「ビズトレ」を大幅にリニューアルした。

2018年8月の本格開始から2年がたったのを機に、プログラムをよりビジネスに特化した。

複数のプログラムを組み合わせたおすすめコースを提案している。

新型コロナウイルス感染症対策として、ウェブ会議システムを使ったオンライン研修も可能にした。

中日新聞社は、

各地の企業や団体に講師を派遣して、

人材研修のお手伝いをするビジネストレーニング

「ビズトレ」を大幅にリニューアルした。

2018年8月の本格開始から2年がたったのを機に、

プログラムをよりビジネスに特化した。

複数のプログラムを組み合わせたおすすめコースを提案している。

新型コロナウイルス感染症対策として、

ウェブ会議システムを使ったオンライン研修も可能にした。

オンライン新人研修 @愛知・いちい信金

演習交え「伝え方」養う

 「自分にとっての当たり前は、相手にとってはそうではありません」

 8月4日、いちい信用金庫(愛知県一宮市)の本店営業部6階会議室。日本コミュニケーション能力認定協会の1級を持ち、ビズトレ講師を務める中日販売研修センターの中野春樹さん(47)がパソコンを通じて参加者に語り掛けた。

 研修テーマは「コミュニケーション能力向上」。パソコン画面には、受講した同金庫の新入職員29人の若々しい顔が順に映し出されている。それぞれが配属先の本店や支店の会議室などでパソコン画面に向き合い、オンラインで視聴した。

 予定された4月の対面式の研修が、新型コロナウイルスの感染拡大で中止になり、中日新聞のビズトレでは初めてのオンライン講座として新たに企画された。さまざまなウェブ会議システムがある中、今回は「LiveOn(ライブオン)」を用いた。

 中野さんは、要点をまとめたパワーポイントをパソコン画面を使って受講者に示し、受講生が手元で読める紙資料も用意した。新入職員向けの今回は、報連相(報告・連絡・相談)で意思疎通のギャップがなぜ生じるか、それを避ける留意点は何かなどをワーク(演習)を交えながら伝えた。

 研修後、本店営業部の男性職員(24)は「学生時代から聞いてはいた報連相が、会社組織の中ではどういう意味を持つのか具体的に分かった」と話した。

 オンラインによる今回の研修は、講師と受講生が向かい合う対面式と比べ、ワークはやや少なめ。それでも、営業部の女性職員(22)からは「ワークを通じて、言葉の伝わり方が人によって違うことが実感できた」との感想が聞かれた。

参加者に語り掛ける講師の中野春樹さん

テーマに沿った教材や参加者が映し出されたパソコン画面=いずれも愛知県一宮市のいちい信用金庫本店で

 研修後、本店営業部の男性職員(24)は「学生時代から聞いてはいた報連相が、会社組織の中ではどういう意味を持つのか具体的に分かった」と話した。

 オンラインによる今回の研修は、講師と受講生が向かい合う対面式と比べ、ワークはやや少なめ。それでも、営業部の女性職員(22)からは「ワークを通じて、言葉の伝わり方が人によって違うことが実感できた」との感想が聞かれた。

好評です 多彩な講座

中日新聞のビズトレを受けた4つの企業・団体(いずれも名古屋市)の受講者や研修担当者に感想を聞いたところ、

「分かりやすかった」「意義のある講義だった」など、評価する声が多く聞かれた。

講師(中央)の解説で文章の書き方のこつを学ぶ社員たち=名古屋市東区の日本空調システムでん

  • 研修担当者

    文章の添削が丁寧

    日本空調システム

     営業部の若手を中心とする社員が「新聞の読み方」「伝わる文章の書き方」をテーマに受講し、「尾張企業」という架空の会社を担当する営業部2年目との想定で日報を書く課題もあった。

    沢辺克英・営業部長の話

     文章の書き方を学んだ後、オプションで文章の添削をお願いした。架空の日報を書くという課題を提出し、後日添削を送ってもらった。ひとりひとりの添削が丁寧でよかった。ポイントと解答例は受講者全員に配布し、今後につなげていきたい。私自身も受講して「気づき」があり、今後に役立てたいと思った。

    説明分かりやすい

    名古屋商工会議所

     名古屋市で今秋、オンラインで開催予定の異業種交流展示会「メッセナゴヤ2020」出展企業の経営者らが、「メディア対応」の「プレスリリース(報道発表資料)の書き方」を学んだ。

    メッセナゴヤ実行委員会事務局
    (名古屋商工会議所内)の和田彩伽さんの話

     プレスリリースをしようと思っても方法が分からず敬遠している中小企業の方向けに企画した。実際の記事を基にした説明など非常に具体的で分かりやすい内容で、参加者の満足度が高かった。事後アンケートでも「今後プレスリリースを活用したい」との声が多く、意義のある講義だった。

  • 受講者の声

    「聞く姿勢」学べた

    学校法人河合塾

     本部の事務系職員らが「コミュニケーション能力向上」をテーマに受講。

    • 相手の立場に立ってコミュニケーションを取る大 切さを改めて確認できた
    • 実践的で楽しく学ぶことができた
    • 時間がない時の聞く姿勢はためになった。心の余 裕が持てればできそう
    • 何となく分かったつもりでいたが、できていないこ とがたくさんあることに気づくことができた
    • テンポ良く、分かりやすかった
    • 講師の人柄が明るくて話を聞いて元気になった

    業務効率化に直結

    名古屋市社会福祉協議会

     若手職員が「伝わる文章の書き方」をテーマに受講。

    • 最後に必ず読み返すことの大切さを改めて思った。きちんと文章が成り立っているか確認して、メールや文書を作成したいと思った
    • 伝わりやすい文章を書くことで、相手との必要以上のやりとりも減り、業務の効率化にもつながっていくのだと思った
    • 新聞記者を見習って、時間をかけて丁寧に文章作成に取り組みたい。何を伝えたい文章かを今まで以上に十分に考え、書き方に注意していきたい

プログラム自由自在

 ビズトレは12のプログラムを用意。新たに「ハラスメント対策」「メンタルヘルス対策」「メディアリテラシー」の3つが加わったほか、一部のプログラムに複数のメニューをそろえた。

 例えば、「伝わる文章の書き方」。新聞記事を手本にしながら学ぶ初級編に加え、日頃の業務日報をベテラン記者が添削指導する実践編や、メールの書き方を学ぶメール編を加えることができる。

 「コミュニケーション能力向上」では、新入社員向けに「報連相」に特化したり、管理職向けに「コーチング」に重点を置いたりするなど、受講者の経験、職種に合わせた。プログラムの内容を予算や要望に応じて変更する「オーダーメード」も可能にしている。

 通常の集合研修だけでなく、ウェブ会議システムを使ったオンライン研修も可能に。受講者はそれぞれパソコン(カメラ付き)やインターネット環境の用意が求められる。

 ビズトレはこれまで原則無料だったが、今回のリニューアルに伴い、原則有料となった。「新聞の読み方」など3プログラムは無料のままとしている。

 ビズトレは2018年8月以来、東海地方の企業・団体など約130カ所で開かれている。新人や営業職員、管理職、採用内定者など約4500人が受講している。講師は本社社員が務めるほか、関連会社社員や専門コンサルタントに委託する場合もある。

お申し込み・お問い合わせ

中日新聞社 新聞・教育センター

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