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静岡ニュース

県内各党 選挙戦終えて

 十六日の衆院選から一夜明けた十七日、県内八党の幹部が県庁で会見し、選挙結果を振り返った。

 自民党県連・杉山盛雄幹事長 選んでいただいた責任の重さを痛感している。自民が勝ったよりも、民主への不信感が最大の要因。前々回は自民、前回は民主が三百議席を獲得し、今回はまた、自民が三百議席に届く勢い。小選挙区制のひずみで、揺り戻しが大きい。日本のためには正直よろしくない。

 民主党県連・岡本護選対本部長代行 政権交代し、精力的に活動してきたが、その成果を必ずしも国民に伝えきれていなかった。前回はマニフェストへの国民の期待があったが、それが失望に変わったということだろう。内部抗争など党がまとまれなかったことが最大の要因。県連の組織体制も含め、ゼロから出直しを図る。

 静岡維新の会・柏木健代表 組織がなく苦しんだ部分があるが、非常に多くの人に支持していただけた。新しい政治への期待があったと思う。党の地方議員がいなかったのが、苦戦の理由の一つ。今後、静岡で地方議員を輩出するため、積極的に地方選に臨む。

 公明党県本部・蓮池章平幹事長 比例東海で三議席を目指したが、二議席にとどまり、今後の課題として分析したい。県内八小選挙区のうち五区で自民候補を推薦したが、選挙協力という点では一定の成果を出せた。

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 みんなの党県議会第一支部・遠藤行洋支部長 公示前は比例東海で一議席という評判だったが、二議席獲得できたのは大きい。7区は出遅れが響いたが、1区に加え7区にも立てたことで、結果として比例票を上積みできた。

 日本未来の党・小林正枝氏 選挙戦で訴えてきた「消費増税凍結」「卒原発」に誤りはなかったと思う。ただ結果としては、公示直前に政党名が変わるなどして、なかなか有権者に分かりやすい形で政策を訴えきれなかったのが残念だ。

 共産党県委員会・山村糸子委員長 第三極勢力を前に埋没したことはないと思うが、態勢づくりが不十分で力を出し切れなかった。自民党が憲法改悪や国防軍構想を打ち出す中、共産党の役割は大きいと思っている。

 社民党県連合・橋本勝六代表 急な解散で県内小選挙区で候補者を立てることができず、選挙戦が制約を受けた。党の存在が薄れてしまった。