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静岡ニュース

静岡7区 一騎打ちから乱戦

 二大政党の一騎打ちの様相が一転、第三極などが入り乱れることになった静岡7区。

 みんな新人の河合純一さんは、地元の浜松市西区舞阪町と雄踏町を中心に遊説。雄踏町のホームセンター前では消費増税をやり玉にあげ、買い物客に「デフレ、円高の状況でなぜ増税なのか。低所得者に負担がかかる」と反対を声高に訴えた。脱原発にも触れ「クリーンエネルギーの普及など、脱原発で経済成長を進めていく」と力を込めた。

 原発問題を中心に訴えたのは、民主前職の斉木武志さん。同区志都呂町の選挙事務所での出陣式や、ホームセンター前では「太陽光や風力発電を増やして原発への依存度を減らすのが現実的なやり方」と力説。その上で「それにはこの地域にある、ためて放電するバッテリーの技術が必要になる」と脱原発依存と経済成長の両立論を展開した。

 「無駄なばらまきではなく、社会資本整備を前倒しして、しっかりと雇用をつくる。日本の経済を根本から立て直す」。自民前職の城内実さんは同区西部で選挙カーから景気対策を力説した。同区を中心に、中区や南区の住宅街から田園地域、浜名湖畔まで細かく回り、「口先だけではなく、しっかりと結果を出します」と支持を呼び掛けた。

 共産新人の落合勝二さんは同市浜北区小松の選挙事務所で出陣式。貧しい家庭環境に育った自身の経験などに触れながら「財界本位、米国のいいなりの政治を変えなければ」と力を込めた。支援者からは「誠実で、困った人を助けることに全力をつくす人」と紹介され、広大な7区を駆け回る遊説に出発。消費増税反対、脱原発、憲法九条の堅持を重点的に訴えた。

 未来新人の野末修治さんは、公認が決まったのが公示直前だったこともあり、この日は慌ただしい一日に。午前は立候補書類などの準備に追われ午後二時すぎにようやく届け出を済ませた。地元での第一声もなく「生きるための希望、生き続けるための安心の基盤として卒原発、消費増税反対、反TPP(環太平洋連携協定)を強く訴えたい」と抱負を話した。