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長野ニュース

4人が比例で復活当選

◆小松さん、スポーツ生かす

 1区から出馬していた自民新人の小松裕さんが、小選挙区では敗れたが比例代表で当選した。自民は前回、長年議席を守った1区で、小坂憲次参院議員が落選。十月に公募で小松さんを候補者に選んだ。

 準備期間が短く、諏訪市出身で1区に縁がなかったことから知名度不足に悩まされた。猛烈な追い上げで民主前職の篠原孝さんに対して健闘したが一歩及ばず、「一位で当選するため頑張ってきたが、果たせなかった」と悔しさをにじませた。

 スポーツドクターの小松さんは「専門分野である医療、社会福祉、スポーツで即戦力として力を発揮し、心も体も元気な地域、国にしていくために精いっぱい努力したい」と、スポーツを生かした政策に取り組むことを誓った。

◆木内さん、笑顔がはじける

 自民新人の木内均さんが比例代表での初当選を決めた。当確の一報が伝えられると、佐久市内のホテルに集まった支持者からは大きな拍手と歓声が起こり、木内さんは「皆さんの支援のおかげです。国政の場で戦ってきます」と笑顔をはじけさせた。

 立候補した3区は、政界引退した羽田孜元首相が圧倒的な地盤を誇る「羽田王国」とも言われる。羽田元首相の地盤を引き継いだ民主新人寺島義幸さん陣営の組織力や第三極勢力の林立で、小選挙区は一歩及ばなかった。

 選挙戦では佐久市議や県議として政治経験を強調。羽田家を意識して「特定の政治勢力が政治を続けていて良いのか」とも訴え、支持を広げた。

◆宮沢さん、まず国政を勉強

 短い準備期間ながら追い風に乗った維新新人の宮沢隆仁さんが十七日未明に比例復活で滑り込んだ。支援者が詰め掛けた長野市内の事務所で「この人数と選挙費用で当選できたことは革命だ」と、満面の笑みを浮かべた。

 路上で街行く人と話し合う「公開討論会」を開くなど、ユニークな選挙戦で支持を広げた。「自分は国政ビギナー。一定期間勉強しながら、変わらなければいけないことを訴えていきたい」と意気込んだ。

◆井出庸さん、与党の監視役に

 「応援してくれた方を信じてやってきたことがすべてです」。小選挙区の当選は逃したものの、比例復活で初当選したみんな新人井出庸生さんは支持者に深々と頭を下げた。

 比例での復活当選が決まると、佐久市の事務所に詰め掛けた支持者が大歓声を上げた。拍手で迎えられた井出さんは、目を赤くしながら「自民党政権が時計の針を戻すようなら、大きな声を上げていきたい」と、巨大与党の監視役となることを宣言した。

 二〇一〇年の参院選で落選後、今年一月に出馬表明。議員歳費削減や国から地方への権限移譲などを掲げ、「古い政治の打破」を訴えた。