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長野ニュース

主な候補者の横顔 <2区>

◆北村正弘さん(50) 共新 中学時代からの山好き

 中学、高校は山岳同好会に所属し、信州大三年生の時には山岳会の会長を務めた。「自然や雄大な景色が好き」と笑顔で語る。信大在学中に生協の農学部支店を作ることに奮闘。大学教授らの反対に遭いながらも、チラシ配りなどで共感を広げて実現した。「みんなで力を合わせれば乗り越えられることを知った」と振り返る。

 大学を卒業する際、財界中心やアメリカに言いなりの政治が日本をゆがめていると感じ、日本共産党から変えていくことを決断した。論戦力があるとの評価で、今回の出馬が決まった。

 「共産党を生涯の仕事にする」「自然や森林をどうすれば守れるか」。学生時代に抱いた思いは今も胸に宿る。松本市岡田下岡田。

◆務台俊介さん(56) 自新 地方自治の改革に手腕

 初挑戦の前回衆院選は完敗だった。再挑戦に「無理だという声もあったが、辛抱すれば見えてくると信じていた」と力を込める。あれから三年余り。くまなく地区を歩いて学んだのは「理屈や論理では人は動かない」。とにかく相手の話を聞くことに徹するよう努めた。

 幼少から高校まで安曇野市や大町市で育ち、大学卒業後は旧自治省(現総務省)に入った。仕事をこつこつと積み上げるのが信条で、官僚時代は地方自治制度改革に手腕をふるった。現在は大学教授として政治、行政学を教えており、政策立案能力の高さには定評がある。一貫した思いは「若者が地域社会で力を発揮できるように力を尽くしたい」。安曇野市豊科。

◆百瀬智之さん(29) 維新 子どもの指導やりがい

 「若者の代表として失うものは何もない。最後まで全力でやり抜く」。真っすぐな視線、はつらつとした声で語った。

 大学院を修了するころ、夢や希望を持たずにレールに乗って勉強してきた自分の人生を振り返った。情熱を持って取り組んだ経験がないことに気付いて後悔した。「修了後はやりたいことをやろう」と決意。地域や個人の自立を考えた際、今しかないとの思いで立候補した。

 小、中学生を対象にした学習塾の経営者として、自身の指導で子どもの成績が良くなることにやりがいを感じている。「子どもに頑張れと言うにふさわしい先生でありたい」と話す。やればできることを自ら体現する。安曇野市穂高。

◆下条みつさん(56) 民前 孤児の里親探しに尽力

 忙しい公務の合間を縫って地元入りし、住民の声に耳を傾けて問題をすくい上げることを心掛ける。「困っている人のためにやっていると思えば仕事は楽しい」と笑う。

 東日本大震災後、被災地を何度も訪れた。スーツでなくジャージーで現地を歩いたのは「その方が問題がよく見えるから」。出会った震災孤児たちの里親探しに尽力した。座右の銘は「夢は叶(かな)える」。現在の夢は民主党の改革を続けること。「反省もあるが、政権交代したからできたこともある。時計の針を戻したくない」

 趣味はバンド演奏だが、今は政治に集中するため中断。移動中の車内では、バンドでコピーもしていたサザンオールスターズを聴く。松本市深志。

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