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長野ニュース

TPP、増税に賛否 2区立候補予定の5氏

 衆院選長野2区に立候補を予定している五氏による公開討論会が三十日夜、松本市のMウイングで開かれた。松本青年会議所が主催し、現段階で出馬を表明している全員が出席した。

 出席したのは下条みつ(民前)、務台俊介(自新)、北村正弘(共新)、百瀬智之(維新)、味岡淳二(諸新)の五氏。国家ビジョンや経済政策を議論し、消費増税、TPPへの参加、脱原発、憲法改正の四点には○か×で賛否の意見を示した後に理由を説明した。

 下条氏は消費税を「景気が良くなるのなら困っている方のことを鑑みて、少しずつみんなで負担しようという考え方」と説明。現在の経済状況が来年も続くならば「実行すべきではない」と慎重な姿勢を示した。 

 務台氏は長野県で若者が県外に流出しているデータを示し「理由は中央集権。これをどう変えて分権型の社会にするか。そうして若者がこの地域に定着できる。そういう国家を作っていかなければならない」と訴えた。

 百瀬氏も地方主権の必要性を強調。「中央集権政治を打破しないといけない。人材、権限、財源を地方に移譲し道州制を実現する。地域の自立を図り長野から日本を変えていく姿勢を強く打ち出していきたい」と述べた。

 北村氏は唯一、原発の即時撤廃を主張。「全ての原発から直ちに撤退する政治決断を求める。原発こそ一番のコスト。自然エネルギーに切り替えれば雇用が生まれる。福島の支援に総力を挙げていくべきだ」と述べた。

(斉藤珠美)