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長野ニュース

羽田氏くら替え断念

 民主党参院議員の羽田雄一郎国土交通相(長野選挙区)は二十日、引退表明した父親の羽田孜元首相の後継として衆院にくら替えし長野3区から出馬することを断念した。関係者が明らかにした。羽田氏は同日午前の閣議後記者会見で、午後に記者会見し、正式に態度を表明する考えを示した。

 野田佳彦首相(党代表)は十九日、訪問先のカンボジアで「脱世襲政治は例外なく推進する」と同行記者団に強調していた。自民党との違いを打ち出すため脱世襲を掲げる首相の方針を受け入れた。

 元首相の後援会は「後継の最適任者」として、長男の羽田氏を選定。無所属でも全面的に支援する構えだったが、羽田氏は党内の理解が得られないと判断した。

 羽田氏は二十日午前の記者会見で「(後援会の支援には)大変感謝している。関係者と相談し、午後に話をしたい」と述べた。

 輿石東幹事長ら党執行部は、羽田氏が参院からくら替え出馬する場合は公認しない方向で調整していた。