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長野ニュース

羽田氏後継に雄一郎氏 民主県連

 民主党県連は、今期限りで引退した羽田孜元首相(77)=衆院長野3区=の後継について、長男の羽田雄一郎国土交通相(45)=参院長野選挙区=を擁立する方針を決めた。羽田元首相の後援会「千曲会」が雄一郎氏を推しており、事実上追認する。県連は、空白となっている5区も候補者擁立を急ぐ。

 千曲会は十九日に後継候補を選ぶ検討委員会を東御市内で開き、雄一郎氏の推挙を正式に決める。関係者によると、県連から党本部への公認申請は、千曲会の決定を待って実施する。

 民主党は、現職国会議員の三親等以内の親族による同一選挙区での世襲を禁じており、党本部が県連の公認申請を認めるかは不透明。倉田竜彦県連幹事長は「一人の参院議員が衆院にくら替え出馬するだけだ」と、世襲には当たらない考えを示した上で「雄一郎氏以外の候補者は出せず、このままでは議席を失うことになる」と危機感を表した。

 消費税増税に反対して加藤学氏が離党した5区をめぐっては、北沢俊美県連代表(参院長野選挙区)が取材に「(全選挙区で)基本的に候補者を立てる方針には変わりない」と強調。5区にゆかりがある人物を中心に、擁立を模索している。

(酒井博章)