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三重ニュース

<なるほど!総選挙>(8) 一票の重さ

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 大切な一票の投じ方をしばらく書いてきたけど、今回は「一票の格差」を話そうか。

 これは選挙区によって有権者数の多い少ないが影響しているんだ。同じ票数でも、有権者が少ない区では当選し、逆に多い区では落選することがあるんだ。一票の重みがずいぶん違ってみえるね。

 今回の衆院選で有権者が最少の高知3区と、最大の千葉4区の開きは二・四三倍! 最高裁判所はこうした格差を「法の下の平等」とうたう憲法に反していると判断していて、国会では解散前に五県(山梨・福井・徳島・高知・佐賀)の選挙区を一つずつ減らすことを決めたんだ。

 ただ実際に選挙区を手直しするには時間がかかるので、今回は従来の区割りのまま。ちなみに三重県内の選挙区を高知3区と比べると、三重3区が一・六六倍と格差が大きく、逆に小さいのが三重4区の一・一九倍なんだ。

    ◇

 津市渋見町の主婦(51)からメールをいただきました。

 <二十歳になった自閉症の次男が初投票します。選管に聞くと、代理投票という制度があると聞きました>

 そうなんです。障害やけがなどによって文字が書けない人は、投票所で申請すれば、補助者が投票のお手伝いをしてくれます。有権者の指示に従って、補助者の一人が候補者名などを書き、別の一人が立ち会って確認するのです。また目の見えない方は点字で投票することもできます。

 先ほどのメールはこんなこともつづっています。

 <何も書けずに終わりかもしれませんが、社会の一員としてつながることを願い、一緒に投票に行けたらと思っています>

 投票って、本当に大切ですね。