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三重ニュース

各選挙区顔触れ探る(中)

◆3区

岡田 克也59民前<7> 

桜井  宏56自新  

釜井 敏行30共新  

 二〇〇九年の前回選で民主前職の岡田克也の得票率は七割を超した。盤石の態勢を築く岡田に、自民と共産はともに選挙が初めてとなる新人で挑む。

 野田内閣で副総理を務める岡田は、大手スーパー「ジャスコ」創業者を父に持つ。自民で政治家デビューし、新生、新進、民主などの党を移りながら連続七回の当選を重ねる。今回も選挙期間中は全国への応援が予想され、地元では候補者が不在がちな選挙戦となる。

 自民は過去四回、岡田と相まみえた元財務副大臣の平田耕一が引退。3区で初となる公募を行い、北海道の北見工業大工学部准教授だった桜井宏を立てる。前回選で候補者を擁立できなかった共産は十九日、党県青年学生委員の釜井敏行の擁立を発表した。

◆2区

中川 正春62民前<5> 

島田 佳和42自新  

中野 武史38共新  

珍道 直人45維新  

 小選挙区制が導入された一九九六年以降、民主前職が五連勝中。選挙のたびに新たな候補を擁立している自民に対し、今回は日本維新の会の新人も立候補し、共産を含めた四人の争いになりそうだ。

 松阪出身の民主前職の中川正春は自民や日本新党の県議を三期務めた。衆院議員から知事へ転身した北川正恭の地盤を継承して、九六年に新進党で初出馬。県議時代と異なる選挙区ながら、民主で戦う過去四回の選挙は自民に大差をつけ、比例復活を許さなかった。

 自民新人の島田佳和は横浜出身で、外資系飲料メーカーなどに勤務。みんなの党公認として初めて挑んだ昨春の神奈川県議選で落選後、鈴木英敬の知事転身により空席となった自民2区候補の県連公募に名乗りを上げた。

 前回選で2区のみに候補を立てた共産は、過去二回と同じく、鈴鹿出身で県北勢地区委員長の中野武史が出馬する。維新は二十一日に、県の元幹部職員を父に持つ津出身の珍道(ちんどう)直人の擁立を発表。JR東海を経て、環境関連会社に勤務している。

(文中敬称略)