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三重ニュース

争点や政党へ注文も

 県内の有権者も衆院選への関心が高まっている。民主党政権の評価や第三極への動向、身近な施策の行方など選挙への期待や政党への注文の声が相次ぐ。

 「他党の批判ではなく、原発政策や震災復興などの考えをしっかり語って」と話すのは紀北町紀伊長島区長島の主婦井谷三枝子さん(63)。子育て支援に注目する尾鷲市中村町の自営業宮岡佳永さん(42)も「福祉の財源をどう確保していかに充実させるのか、各党の意見を聞きたい」と活発な論戦を期待する。

 大台町の建設会社員瀬古香里さん(43)は、民主党が転換を目指した公共事業の行方に目を向ける。「都会優先、地方切り捨てではなく中山間地にも人が住んでいるということを考えて」。四日市市日永の病院職員の女性(28)も「民主政権になっても何も変わっていない。母親も働きやすい環境をつくって」と話す。

 まもなく結婚や出産を控える津市牧町の塗装会社経営久保信也さん(30)は、年金制度が今のまま存続するか、将来への不安がぬぐえない。「本気で無駄を削減してほしい」が率直な希望だ。

 民主党内のごたごたを引き合いに「政治家のための政治はもう、うんざり」と語るのは、名張市春日丘三番町のパート事務員西垣美也子さん(33)。伊勢市一之木五の無職谷口昇さん(74)も「どの党にも期待できない」とため息交じりだ。

 津市大谷町の公務員女性(44)は、民主党の子育て支援に注目していたが、二転三転したことにがっかり。各党が今後、マニフェストとして掲げる言葉を「信じていいかどうか迷う」と心境を吐露する。一方で、第三極への視線も注がれる。伊賀市下阿波の無職男性は(65)は「第三極がどこまで勢力を伸ばせるか期待している。候補者には具体的な政策を聞かせてほしい」、松阪市平生町、洋品店経営宮村元之さん(50)も「新しい風を吹かせてほしいし、不況を脱却できるような政策を」と期待を寄せている。