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岐阜ニュース

公示後初の週末、舌戦に熱

候補者らの演説を聴く人たち=JR岐阜駅前で

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 衆院選公示から初の週末の八日、候補者たちは県内各地を駆け回ってそれぞれの政策や政見を主張した。岐阜の玄関口で大物政治家と並んだり、地元の祭りに加わったり。投開票まで、あと一週間。舌戦は佳境に入った。

 昼すぎのJR岐阜駅北口前。広場を埋めた群集を前に、日本維新の会の石原慎太郎代表と代表代行の橋下徹大阪市長が選挙カーに上がった。いずれも今回の衆院選での岐阜入りは初めて。岐阜4区の前職と党の支援を呼び掛けた。

 前職と並んだ石原代表は「中央官僚の硬直した支配を直さなかったら、絶対この国は良くならない」と持論を唱えた。

 環太平洋連携協定(TPP)参加を掲げる橋下代表代行は、農業や畜産が盛んな岐阜の土地柄を意識したのか「農業は成長産業になる。切り捨てとかは考えていない」。企業参入の必要性を訴え「農協のような団体も複数作って切磋琢磨(せっさたくま)すれば競争力が生まれる」と強調した。

 一方、1区の民主党前職は、毎年七千人以上の人出がある葛懸(かつらがけ)神社(岐阜市池ノ上町)の「池ノ上みそぎ祭」へ。みぞれが降る中、氏子らの餅まきにも参加し、数十人と握手を交わした。

 2区の日本未来の党前職は、千代保稲荷(いなり)神社(海津市平田町)参道の商店街を支援者らと十人ほどで練り歩いた。買い物客や商店主らに支持を訴えた。

 各務原市の選挙事務所で個人演説会を三回開いたのは、3区の自民党元職。保育士を中心に八十人を招いた回では、保育の制度改革を訴え「政治を遠く感じないで。現場の声を拾い上げて一緒にやる」と力を込めた。

 5区の共産党新人は終日、地元の恵那市内を選挙カーで遊説。大井町の中山道広重美術館前でマイクを握った。

 (衆院選取材班)