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岐阜ニュース

有権者へ日々、ネットで発信

 ツイッターやフェイスブックなどインターネット上の手軽な情報発信が流行している最近の政界。12月4日公示、16日の衆院選に向け、県内の多くの立候補予定者も毎日つぶやき、写真を投稿している。

◆活 用

 「今朝は午前四時半ごろ、星空のもと約五キロをジョギングしました」。岐阜1区の共産新人、鈴木正典さん(49)は二十五日、ツイッターでこの日の予定を報告した。八月に始めたばかりだが「今日も一日、宣伝車に乗り込み、街頭演説です。ガンバ(^^)」。ささやかに顔文字も交ぜている。

 本紙の取材では、現段階で衆院選出馬を表明している二十人のうち、ツイッターだけ使っているのは鈴木さん一人だ。このほかツイッターとフェイスブックの併用が七人、フェイスブックだけが四人いる。

 同じ岐阜1区の生活前職、笠原多見子さん(47)もブログで、毎日の活動や夕食の献立を報告。「久々に会った支援者にも、毎日ブログを読んでいるからしばらくって感じしないよ、と言われる」と話す。

◆P R

 維新の参院議員の藤井孝男さん(69)が衆院選の比例東海ブロックにくら替えし、維新前職の今井雅人さん(50)を支援すると二十四日に決めた岐阜4区。今井さんは翌朝すかさずツイッターに書き込んだ。

 「大変心強い限りです」

 岐阜1区の民主前職、柴橋正直さん(33)も衆院解散の直後、街頭演説で演台代わりに使うビールケースとマイクの写真をフェイスブックに掲載。「前進あるのみ」と意気込んだ。

◆注 意

 ただし「政治活動ではほとんど使用していない」という立候補予定者もいる。岐阜4区の民主新人、熊崎陽一さん(25)だ。「事前の運動にもつながる可能性があるので、これから使い方を考えていく」と慎重な姿勢。実際、公職選挙法で公示後は更新ができなくなる。

 十六年前からネットで情報を発信し続けている岐阜5区の自民前職、古屋圭司さん(60)も「ツイッターは利用していない」。フェイスブックに比べて匿名性が高く、有名人をかたるなりすましや誹謗(ひぼう)中傷の問題があると考えるからだ。「そういった反応が出てくるのも、ネット社会の利便性のコスト」と話している。

(衆院選取材班)