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愛知ニュース

「一票でも」寒空響く 8区

 衆院選の選挙戦最終日の十五日、愛知8区(大府を除く知多半島九市町)と7区(大府を含む七市町)の候補者は、雨が降ったりやんだりのぐずつく天候の中、選挙区を駆け回り「最後のお願い」。声を振り絞り「一票でも多く」と叫んだ。

◆政権の継続お願い 伴野豊さん(51)民前

 各地の市役所、町役場前で街頭演説。政権交代後の党と個人の実績を訴えるとともに、今回の選挙で優勢が伝えられる自民党を徹底的に批判し「われわれに政治を続けさせてほしい」と懇願した。

 細野豪志・党政調会長(41)を伴った半田市内での演説では、現在の情勢を「厳しい向かい風」と苦境に立つ思いをにじませた。自衛隊を「国防軍」と位置付ける自民党の公約を取り上げ「子どもたちには竹やりではなく思いやりを」と訴えた。

◆新しい政治目指す 伊藤忠彦さん(48)自元

 四市五町の主要交差点で街頭演説をし「地震、災害に強いまちづくりを進めたい」と繰り返し訴えた。

 知多市での集会では、県議らが「民主は8区なら勝てると大物を呼んでいる。拮抗(きっこう)しており、皆さんの支援が頼り」と頭を下げた。伊藤さんは、これまでの自民党を反省し「皆さんの顔を見ながら政策をきちんと考える本物の大衆政党、新しい自民党を目指す。その第一世代を担わせていただきたい」と熱っぽくマイクを握った。

◆増税と改憲に反対 長友忠弘さん(53)共新

 東海市を始まりに四市二町を選挙カーで巡回。東浦町のスーパー前では、党の比例候補と一緒に「こんな時に増税を進める党に票を入れるのは景気を冷え込ませるだけ。もうだまされないで」と強い口調で買い物客らに呼び掛けた。

 午後八時前には半田市の名鉄知多半田駅前で最後の演説。雨の中「二度と戦争を繰り返してはならない。命懸けで憲法を守る」と声を張り上げ、改憲や集団的自衛権を主張する他党を批判した。

◆育児支援していく 増田成美さん(39)未新

 各地の駅前などで街頭演説。夕方には東海市の名鉄太田川駅前に立ち「子どもの明るい未来のために皆さんの力を貸してください」と絶叫した。

 女性が安心して育児と仕事を両立できる社会の実現を強調。「育児のことで一人で悩まないで。社会でサポートする仕組みをつくります」と訴えた。卒原発や消費税増税反対も約束。演説後は親子連れに駆け寄って手を握り「一人でも多くの声を国会に届けます」と支持を求めた。

(届け出順)