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愛知ニュース

各陣営、低い投票率を予想 14、15区

 合わせて十人が立候補し、舌戦を繰り広げる衆院選の愛知14区と15区。政党が乱立する今回の選挙は、どの陣営も前回より低い投票率を予想する。有利か、不利か。陣営の思惑もさまざまだ。

 民主、未来の前職に自民、共産の新人の計四人が立った14区。二〇〇九年の投票率は74・39%だったが、自民新人の陣営は「対立軸である民主、自民、未来の政策の比較が分かりにくく有権者が判断に迷っている。投票率は前回に比べて数%下がる」とみる。前回のような「政権交代」というフレーズがないのも一因。未来前職の陣営も投票率は60%台後半と予想し「有利とも不利とも言いにくいが、組織力がある自民に有利だ」と警戒する。

 県内で最も多い六人が立候補した15区でも、自民新人の陣営幹部は「前回や〇五年の郵政選挙ほどの盛り上がりは感じない。民主は逆風で、自民には無風だ」と指摘。前回投票率の70・74%より低い60%ほどと推測する。民主前職の陣営は60%台前半と予想。「投票率が上がれば民主政権への批判票が自民へ流れる」と低投票率を有利にとらえる。

 一方で、支持なし層への浸透を図りたい維新新人の陣営は、前回並みの投票率を期待する。