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愛知ニュース

候補者の横顔<13区>

 届け出順。各文末の数字は(1)最も感動した映画 (2)愛読書 (3)尊敬する人 (4)至福の時間や場所

◆大見正さん(自新) 経済対策を積極的に

 「深刻な不況や若者の就職難を招いた民主党から政治を取り戻したい」。自民党の政権復帰を視野に「積極的な経済対策が打ち出せる日本に変えたい」と出馬の動機を語る。

 安城市で生まれ育った。衆院議員の秘書を経て安城市議と県議を計十八年務め、有権者とじかに向き合う姿勢を心掛けた。一昨年春、地元の自動車部品製造業の中小企業を訪ね「円高の影響で会社の収益が激減した。不況が長引けば、社員の生活も守れない」とため息をつく経営者の声に胸が痛んだ。

 初代安城市長の祖父は「郷土の絆や助け合いを育てる政治」を目指した。その生前の話を父母から聞き政治家を志した。「政治を私物化したくない。自民党本部に対しても厳しい注文をつけたい」

 大学生の一人息子は家を離れ、安城市新田町で妻と二人暮らし。五十四歳。

 (1)なし(2)特にないが読書は好き(3)なし(4)年一回の沖縄でのスキューバダイビング

◆小林興起さん(未前) 消費税アップは愚か

 「ローカル政党を国政政党に」と、河村たかし名古屋市長と意気投合し、今年八月に減税日本の代表代行に就き、愛知との縁ができた。河村市長と連携し、大村秀章知事の衆院議員時代の地盤である13区での出馬で大村ファンからの支援にも期待する。

 東京大を卒業後、旧通産省に入り、政府派遣で米国へ留学。通産官僚の経験から中小企業を含む経済の立て直しを訴える。「成長率が伸びず、円高が止まらないのは明らかに失政」と指摘する。

 「さらに景気が冷え込み、財政赤字の解消にもならない消費税増税は愚かな法案」とばっさり。過去の郵政民営化にも「米金融資本の言いなりになった」と厳しい目を向ける。父は日本の再起を願って命名。強く豊かな国を夢見て、幼い頃から政治家を目指した。家族は妻と三人の息子。六十八歳。

 (1)「ラストサムライ」(2)司馬遼太郎など歴史本(3)米国第16代大統領リンカーン(4)史跡を巡って日本を感じる時

◆大西健介さん(民前) 若手の先頭で党再生

 「一番大変なときに逃げるヤツはだめだ」。粉飾決算でつぶれかけた会社に残り、再興させた支援者の言葉が心に響いた。逆風で離党者が相次ぐが「若手の先頭に立ち、党を再生する」。一期生らしからぬ落ち着きの裏には、国会に精通し、風頼みでない自負がある。

 子どものころは科学者にあこがれた。大学時代は司法試験に挑戦。なかなか合格できず、仮面就職のつもりで国会職員になった。

 転機は在米日本大使館への赴任。9・11のテロなどで力強い政治を目の当たりにし、価値観が変わった。「中立でいるのが物足りなくなった」。馬淵澄夫さんの政策秘書になり耐震偽装事件を追及。政治にのめり込んだ。

 もともと13区にゆかりがなく、ミニ集会で二人しか集まらない日もあったが、今はだれよりも地域に詳しいと自負。妻と三歳の息子が励み。四十一歳。

 (1)「いまを生きる」(2)「代表的日本人」(3)後藤新平(4)自宅のリビングで息子と遊ぶ時

◆宮地勲さん(共新) 雇用や生活守りたい

 「労働者の雇用や庶民の暮らしを守りたい」。党西三河地区委員会で活動する中で、派遣切りの実態など切実な声を聞き、十一月に出馬を決めた。低所得者や年金暮らしの高齢者の目線に立ち、消費税の増税反対を主張する。

 西尾市で生まれ育った。高校卒業後、友人に誘われて党員となり、県内の中小企業で働きながら政治活動を続けてきた。「政治を学べる場だと思って入党した。自分と同じ労働者の声を政策に生かしたかった」

 四年前、勤めていた運送会社が経営難となり、リストラされた。派遣の仕事が見つかるまで半年間、公共職業安定所に通った。なかなか職が見つからず、中高年の再就職の難しさを痛感した経験から「将来に希望が持てる政治を実現したい」と誓う。西尾市で一人暮らし。五十八歳。

 (1)「日本の青空」(2)「三国志」(3)元西尾市議の故神谷政一さん(4)自宅でテレビを見ている時