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愛知ニュース

熱帯びる中盤戦 <11区>

 衆院選は八日、公示から初の週末を迎え、愛知11区(旧稲武町を除く豊田市・みよし市)の候補者たちは人が集まる場所に繰り出した。選挙戦も中盤戦に入り、いっそう熱を帯びる。主な候補者の動きを追うと−。

 民主前職の古本伸一郎さん(47)は午前十一時ごろ、買い物客でにぎわう豊田市中心部のイオン豊田店へ。店舗入り口で子どもから大人まで分け隔てなく駆け寄り、握手を交わした。「頑張れ」「応援してる」という声も。ドライバーには大きく手を振った。

 午後は妻の出身地の足助地区で二人三脚の活動。個人演説会に続いて商店街に足を延ばし、店に駆け込んで支援を求めた。そろいの緑色の上着の運動員たちが同行し「行財政改革、原発問題に取り組む古本をお願いします」と訴えた。

 共産新人の渡辺裕さん(32)は「メガホン宣伝」を展開した。午前十時半に豊田市東山町の市営住宅を出発。メガホンを持って政策を訴える支援者らと、近くのイオン高橋店まで一時間半かけてゆっくり歩いた。

 支援者の一人がタンバリンをたたいて「即時、原発ゼロ実現」「憲法九条守りましょう」と音頭を取ると、「そうだ、そうだ共産党」と声を合わせた。渡辺さんも途中で立ち止まり「青年が安心して働き続けられるルールをつくる」と演説。市営住宅のベランダに出た住人に手を振った。

 自民新人の八木哲也さん(65)は豊田市のJAあいち豊田本店で午前と午後の二回に分け、女性支持者を集めた大会を開いた。働く女性が来やすいように休日に設定。入り口で「寒い中、ありがとう」と話し掛けて一人一人と握手した。演説を終えると、栄養ドリンクのプレゼントに笑顔を見せた。

 この日は市公設地方卸売市場で活動をスタート。ウオーキング大会にも立ち寄るはずだったが、時間がなく断念するハプニングも。夕方は交通量の多い国道248号沿いで「ふるさとのために頑張る」とアピールした。

 11区は諸派新人の中根裕美さん(38)も立候補している。