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愛知ニュース

6区 初の週末、候補者奔走

 衆院選公示後、初めての週末を迎えた八日、各陣営は人が集まりそうな量販店前で街頭演説を展開するなど、選挙区を奔走した。一票でも上積みしようと支持を訴える愛知6区(春日井、犬山、小牧市)の候補者らを追った。(衆院選取材班)=届け出順

 自民前職の丹羽秀樹さん(39)は、大票田の春日井市で街頭演説を展開し、買い物客が集まるホームセンター、スーパーを中心に回った。

 選挙カーの上でマイクを握り「二十年、三十年先の日本のあり方を考える選挙戦だ」と強調。「政治への信頼を取り戻し、経済成長と国力回復につなげる」「子どもたちが安心して暮らせる国や地域をつくりましょう」などと訴えた。ドライバーらにも手を振って支持を呼びかけた。

 民主新人天野正基さん(42)は、買い物客でにぎわう春日井、小牧両市の商店街や大型店を重点的に回った。

 若年層が多く集まる小牧市古雅のアピタ桃花台店前では、民主党の子育て政策で出生率が改善したことを挙げて「ぜひ政権を続けさせてほしい」とアピール。春日井市のJR勝川駅前の商店街では、店主に名刺を配って顔を売り込んだ。マイクで経済対策などを訴え「企業の海外進出をしっかり後押ししていきたい」と述べた。

 未来前職水野智彦さん(56)は、春日井市鳥居松町のレディヤンかすがい前でイベントに参加する市民へのあいさつからスタート。

 その後、同市内のスーパー近くを中心に街頭演説をし、「消費税を上げる前に、無駄の削減を徹底的にやるべきだ」とアピール。七日午後に起きた地震にも触れ、「地震が起きる日本に原発は合わない。地震が起きるたびに原発は大丈夫かと不安になる。原発をなくし、安全な日本にします」と訴えた。

 冷たい風が吹きすさぶ中、共産新人柳沢けさ美さん(62)は厚手のコートに毛糸の帽子をかぶって、犬山市内でつじ立ちを繰り返し、支持を呼びかけた。

 スーパーや駅前など、人が多く集まる場所だけでなく、住宅街にも足を運んだ。市南部の楽田、羽黒などを回った後、午前十時半には市北西部の上坂町に到着。住宅街の公園の前でマイクを握り、「『原発ただちにゼロ』を訴える日本共産党に大きなご支援を」などと訴えた。

 春日井市のレディヤンかすがいのイベントに参加していた同市大留町の主婦時田加代子さん(62)は「年末で慌ただしく、各党の政策の違いをまだ理解できていない。増税反対かどうか、原発ゼロにするのかなど、大きな枠組みでしか判別できず、自分の思いを託す党を探すのが大変」と話していた。