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愛知ニュース

私の信条 <15区>(下)

 衆院選の愛知15区(豊橋市、田原市)に立候補している六人は連日、政策を訴えている。候補者の人柄も一票を投じる判断材料になる。最初の三人に続き、無所属元職の杉田元司さん(61)、民主前職の森本和義さん(46)、維新新人の近藤剛さん(47)に信条を書いてもらい、その思いを聞いた。

(届け出順)

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◆杉田 元司さん(61)無元 政策根底にある三文字

 悩むことなく、ペンを走らせた。信は「政治の信頼を失わない」。望は「厳しい時も希望を失わない」。愛は「家族も政治も、愛が基本」とそれぞれの文字に思いがこもる。

 初めて県議選に出馬する際、長年秘書を務めた豊橋市出身の衆院議員、故村田敬次郎さんからもらい受けた。クリスチャンだった村田さんがよく使った言葉を、自分なりに解釈した。悩んだ時は、この言葉を思い出す。

 脱原発や増税凍結を訴える政策の根底にあるのはこの三文字。「世代を超えて、安心を得られる国にしたい。政治への希望を捨てないでいてほしい」

 今回の選挙戦を「雲をつかむよう」と評するが、恩師の言葉を胸に粘り強く選挙区内を走り回る。

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◆森本 和義さん(46)民前 財政など土台づくりを

 持続可能な共生社会をつくるために礎(いしずえ)となりたい。礎となるために政治をやっている。

 昨年、政策を前に進めるため国会議員一期生でグループをつくり「礎の会」と名付けた。今年の書き初めも漢字一字で礎。東日本大震災からの復興のため日本の礎となる年、財政、社会保障、経済対策、外交安全保障の礎をつくる年との思いで取り組んできた。

 十八年前に政治の世界に入ったが、十年たっても自民党一党支配の旧態依然とした政治は変わらなかった。だから自分が礎となり土台を築かなければと思い、二〇〇五年に国政を目指した。日本の政治は過渡期にあり、礎をつくるのも時間がかかる。着実に前進させ実行するのが信条だ。

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◆近藤 剛さん(47)維新 地域や国家にも反映へ

 大卒で東京の経営コンサルタント会社に入り「武器になるのは自分の頭だけ。知恵を絞って価値をつくり出すことに尽きる」というビジネスの世界で教育を受けた。そこで学んだ「自立」の生き方が、二〇〇〇年に民主から衆院選に挑戦した時の活動テーマになった。今も変わらない。

 自民や民主のように支援組織の言うことを聞く政治では民主主義は成り立たず国を強くしない。自立して自分の頭で考え負担を分かち合う政治が必要。草の根の政治文化を強くしなければいけない。

 自立は、尊敬する福沢諭吉が貫いた生き方で、明治維新の精神的支えとなった。日本維新の会の考え方でもある。個人の自立が地域の自立、国家の自立につながる。