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愛知ニュース

私の信条 <13区>碧南・刈谷・安城・知立・高浜市

◆大見正さん(54) 自新 実現できる公約訴え

 自分の気持ちを悠然とした気分にさせてくれる座右の銘。昨年、経済や年金問題で混乱する政治の状況に思いをめぐらしていた時、書物の中にあった「浩然之気(こうぜんのき)」の孟子の言葉が目に留まった。心の中で何度も唱えるうちに、気分が落ち着いたという。

 「自分の行動が正しく、天地に恥じるところがなければ、何ものにも屈しないおおらかな勇気が満ちてくる」という言葉の意味を肝に銘じる。「有権者に聞き心地のいい公約や言葉ではなく、本当に実現できる公約だけを真っすぐな気持ちで訴えたい」と誓う。

 「先行きが見えない今の日本には、大胆な景気対策のほか、防災や社会保障制度の早急な充実が必要」と主張する。

 (紙山直泰)

◆小林興起さん(68) 未前 大国依存から脱却を

 慶応義塾の創設者で著書「学問のすゝめ」で知られる福沢諭吉の代表的な言葉。「欧米列強がアジアの国々を植民地化する中、日本の独立を守った明治の偉大な思想家」と尊崇のまなざしを向ける。

 「大国である米国にただ寄り掛かれば、安全・安心だと、敗戦後は自主独立の精神がおろそかにされ、この国の発展を阻害してきた」と指摘。日米地位協定によって苦難にさらされている沖縄の米軍基地周辺の住民らを憂い、中国やロシアにもはっきりと物を言うべきだとの信念を持つ。

 郵政民営化では日本の経済が外国の金融資本に乗っ取られると、反対を貫いて衆院選で敗北した。「世界に向けてメッセージを放つ強い国にしたい」

 (早川昌幸)

◆大西健介さん(41) 民前 リスク承知で政界へ

 「自分を政治の道へ導いてくれた言葉」と説明する。国会の職員を続けるか迷っていた二〇〇三年、衆院選に初当選したばかりの馬淵澄夫さんに「政治は職業じゃない。生き方なんだ。一緒にやろう」と口説かれた。

 「このまま勤め上げれば幹部になって退職金がたくさん出る」と慰留する上司とは器の違いを感じたという。政策秘書として黒子役を〇七年まで務めると「やりたいことをやるには自分でリスクを取って立たなければ」と党県連の公募に手を挙げ、初当選した。

 あの言葉と馬淵さんへの信頼はずっと変わらない。馬淵さんが党代表選に出た際は先頭に立って推薦人を集めた。「今も人生の師と思っている」

 (岡村淳司)

◆宮地勲さん(58) 共新 増税より医療や年金

 幼いころによく読んだイソップ童話「北風と太陽」を自分なりに解釈して考えた言葉を大切にしている。

 「旅人のコートを脱がすには、北風を吹かすよりも陽光の方が有利だというこの話を政策にも生かしたい」と力を込める。生まれつき右目が見えない障害があり、二十一歳で共産党に入党した後、障害者や年金暮らしの高齢者ら弱者の懐が温まる政策の立案に力を入れ、三河各地の市長選や市議選に出た党の仲間を支援してきた。

 地方選を含めて選挙に出るのは初めて。「庶民にとって消費税の増税は冷たい北風なので、断固反対したい。今の不況の中で必要なのは、生活弱者へ温かな陽光となる年金や医療制度の充実だ」と訴える。

 (紙山直泰)