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愛知ニュース

訴える <1区>東・北・西・中区

 政党乱立の衆院選は、十六日の投開票に向け、激しい舌戦が続いている。候補者たちは消費税増税、景気・雇用、医療・介護、原発政策、改憲などを争点に有権者に選択を迫る。市内の主な候補者の訴えを紹介する。

 (届け出順)

◆大野宙光さん(49) 共新 原発ゼロぶれない

 三年前の選挙で、国民は日本の政治、自民党型の政治を変えたいと声を上げた。だが、民主党は期待に応えられず、国民は裏切られた。政治を変えたいという願いは、一層強まっている。原発ゼロ、消費増税反対。共産党はぶれない。

 今回は福島原発事故後、初めての大型国政選挙だ。私は物理学を学んでいた大学四年の時、チェルノブイリの原発事故を目の当たりにした。こんな事故を絶対に起こしてはならないと思った。以来、二十五年間にわたり、原発をなくす市民運動に取り組んできた。この経験と知識を生かして、自然エネルギー大国日本をつくる仕事をやらせてほしい。

 草の根の力が一番強いのは、共産党。今、政治を動かすのは、国民の声だ。共産党の議席を伸ばしていただければ、政治を変える巨大なインパクトになると訴えたい。

◆吉田統彦さん(38) 民前 子育て支援を徹底

 必ず実現したい政策が五つある。一つ目は徹底した子育て支援。待機児童の解消、学童保育の充実で日本の子育てを応援していく。

 二番目は党利党略、手練手管の国会を打破し、本当に国民のために法律をつくり議論をする立法府をわれわれの手に取り戻す。

 三番目は日本の医療を守ること。五年前、毎日のように医療崩壊という言葉を耳にした。(民主党政権の)三年がたって、そうした言葉を聞かなくなった。日本の医療を守り、さらに前に進めていく。

 四番目は真の成長戦略で産業、雇用を生み出すことです。労働関係の法律に実効性を持たせるためには成長戦略が必要だ。産業、雇用、税収を生み、安心の社会保障を守り、教育の充実につなげる。

 最後に、防災のまち名古屋をしっかりつくります。いかなる震災からも市民の命を守る名古屋にします。

◆佐藤夕子さん(49) 未前 消費増税止めよう

 あと一年ちょっとで消費税が8%になってしまいます。これは自民、民主、公明が談合で決めたこと。消費税を無理やり取れば消費が冷え込み、中小零細企業が倒産して、働く人たちが職を失ってしまいます。

 もうすぐ復興の増税が始まる。すでに法人税は上がっている。所得税は来年から2・1%、二十五年間、上乗せされる。住民税は個人均等割りの部分が十年間、一律年間千円ずつ上乗せされる。

 もう一つの争点が原発です。安全神話が崩れた原発は廃止に持ち込まなければいけません。今度の選挙で政権を取れば消費増税を止めることができる。原発を止める方針を打ち立てることができる。

 既存政党には任せられない。私の名前と政党が結びつかない方も多いと思う。減税日本が日本未来の党になっています。お忘れなきようにお願いします。

◆熊田裕通さん(48) 自新 子どもたちに夢を

 私たちが小さいころには、夢があった。でも今の子どもたちは、いい大学を出て、いい会社に就職しても、将来の設計ができない。それが今の日本だ。

 民主党三年間だけの責任ではない。自民党にも責任がある。大いに反省して、皆さんの声に耳を傾け、地に足をつけた党に生まれ変わり、この戦いに臨んでいる。

 聞き心地のいい政策だけで、皆さんをそれぞれ気持ち良くさせてきた政治はもう古い。消費増税に原発と、大切なことはたくさんある。私たちの子どもや孫のため、時には厳しいかもしれないが、今を生きる私たちが、勇気を持ってなすべきことをなす。

 自民党でなければ、子どもたちに夢を与える責任を果たすことはできない。県議五期十七年にわたり地方行政に携わってきた。皆さまの声を国政に届け、日本を変えたい。