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愛知ニュース

候補者の横顔 <3区>

 届け出順。各文末の数字は(1)最も感動した映画(2)愛読書(3)尊敬する人(4)至福の時間や場所

◆池田佳隆さん(自新) 市民感覚を永田町に

 日本青年会議所(JC)会頭をしていた二〇〇六年、自民党の安倍晋三官房長官(当時)との出会いが政治の道に飛び込むきっかけとなった。

 JC時代は独自の憲法草案発表など「青臭いことをやってきた」。政治経験はないが「市民感覚を永田町に持ち込みたい」と昨年、党の公募に応じた。親交を深めた安倍さんも後押ししてくれた。

 二十年前に父親を亡くし、大学院を修了後、すぐに化学薬品製造などの家業を継いだ。「従業員は年上ばかり。経営学を学んだが、頭でっかちで最初は通じなかった」。それでもマーケティングなどの知識を生かして経営を軌道に乗せる中、母親が病気で倒れ、十年近い介護も経験した。

 学生時代からサッカーや剣道、空手を経験。最近はジョギングを始めた。カラオケも好き。妻と子ども三人。四十六歳。

 (1)「沈まぬ太陽」(2)政治、経済もの(3)安倍晋三(4)子どもと過ごすこと

◆石川寿さん(共新) 子育て世代代表して

 「民主党に裏切られたという声が多い。今度こそ国民の声が通る政治を実現したい」。子育て世代の代表として、教育と待機児童解消を訴えの軸に、国政三度目の挑戦となる。

 愛知大時代、党に誘われて党員となり、政治活動を続けてきた。「戦前、戦争反対した唯一の党。私利私欲もないと思った」

 小学生の長男と保育園児の長女がおり、全国有数の待機児童を抱える名古屋市の状況を肌で知る。「政府が導入する戦闘機一機の予算で保育所を六十カ所増設できる」と主張する。

 夫婦共働きで、長女を午後九時まで預けることも。家庭では「週一回、料理もする。日曜に休みが取れたら、公園で一緒に自転車に乗るのが楽しみ」と父親の顔を見せる。

 趣味はアマチュア二段の将棋だが「子育てが忙しく時間が取れない」。四十七歳。

 (1)「息子」(2)教育、子育て関連本(3)父親(4)マッサージに行くことや子どもと過ごすこと

◆磯浦東さん(未新) 医療の現場から疑問

 河村たかし名古屋市長の「突破力」に共鳴し、市長が主宰する政治塾に参加。「安心して暮らせる社会の仕組みづくりがしたい」と力を込める。

 「世の中に役立つ仕事をしたい」と東京の大学を中退し、名古屋市立大医学部に入学。医師不足が深刻な小児科医を志した。先輩医師からは「忙しいし、もうからないぞ」と忠告された。

 研修医時代は当直勤務が月七、八回にも。「疲れ切って辞める人も多い。限りある医師を集約する必要があるのに、政治も行政も動こうとしない」と疑問を抱いた。「『大医は国を治す』という言葉がある。国の病気を治したい」と意気込む。

 病院では、産後間もなく搬送された重症の子どもも診察する。「元気になった子どもの笑顔がうれしい」。独身だが「忙しいので出会いがない」と苦笑いする。三十八歳。

 (1)「ニューシネマパラダイス」(2)「金ではなく鉄として」(3)中坊公平(4)家で映画を見ること

◆近藤昭一さん(民前) 愚直はいやですか?

 「再生可能エネルギーの開発促進など、原発稼働ゼロに向け道筋がつけられた」。党のエネルギー環境調査会の事務局長として取りまとめに尽力した。

 新聞社に勤務していたころ、バブル経済が崩壊し、格差が広がっていくのを実感した。「一人一人が大事にされる社会をつくりたい」。会社を辞め、三十八歳で初当選し、五期連続当選。与党入りした二〇一〇年に環境副大臣となった。

 逆風下で打ち出したキャッチフレーズの一節は「愚直はいやですか?」。十九年間続ける朝の街頭活動は千五百回を超えた。風当たりが強いだけに「頑張ってね」のひと言が心に染みる。「(有権者も)変わったことを実感している」と政権交代の効果も実感している。

 趣味はミニカー収集と学生時代からのスキー。妻と長男、長女。五十四歳。

 (1)「十万年後の安全」(2)「原発を終わらせる」(3)石橋湛山、武村正義(4)趣味のミニカーを眺める