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富山ニュース

富山のため 訴え切々 候補者の語録から

 衆院選は十四日の投開票までわずかとなり、各候補者の訴えは熱を帯びている。国全体はもちろん、富山をもっと良くしたい−。そんな思いで県内三小選挙区の八候補が発した地元に向けた主張を、「富山語録」として紹介する。=届け出順 (衆院選取材班)

新たな成長産業を

子育て環境整える

消費税増税は中止

  ◇1 区 

 自民前職の田畑裕明さん(41) 東京一極集中による若者らの流出を危惧し、「新たな成長産業へ資源を集中させ、中堅・中小企業で働く人の処遇も改善する。住んで良し、働いて良しの富山をつくっていく」

 維新新人の吉田豊史さん(44) 富山でも人口減少対策が急務と訴え、「子育て世代とその親世代が近くに暮らし、子育てができる環境を整えたい。それが高齢者福祉や、地域活性化にもつながっていく」

 共産新人の高橋渡さん(51) 九日、富山市八町で開いた演説会で富山の話題には触れず、消費税増税の中止を主張。「消費税やTPPなど重要な争点がある国政選挙。争点の中で太いものを強く訴える」

研究機関を地方へ

若者の働く場確保

県内農家守るべき

  ◇2 区 

 自民前職の宮腰光寛さん(63) 地方創生に向け、「企業や国の研究機関の地方への移転は、北陸新幹線開業によって可能性が極めて大きくなる。新幹線と地方創生は車の両輪。富山の活性化につなげたい」

 社民新人の東篤さん(54) 「若者の働く場を地方で確保し、福祉や賃金を保障しなくては地方創生なんてできない」と断言。膨らむ公共事業費なども批判して「無駄なお金を地域で暮らす人たちに使うべきだ」

 共産新人の平崎功さん(58) 「米価下落で県内農家の収入が減った。政府が農産物の価格と農家の所得を保障すべきだ」と主張。さらに「アベノミクスや原発など、全国的な課題は富山にも関係がある」

頑張る人応援する

自然エネを産業に

  ◇3 区 

 自民前職の橘慶一郎さん(53) アベノミクス効果の波及と地方に目を向けた政策が必要だとして、「北陸新幹線で飛躍を迎える富山で頑張る人を応援したい。若い人が活躍し、次代を担う子どもを育んでほしい」

 共産新人の坂本洋史さん(44) 原発ゼロの訴えに合わせて、「富山の小水力発電量は全国トップ。ほかにも自然エネルギーに変えられる資源は豊富にあり、それらを産業にして地方創生にもつなげていく」