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富山ニュース

候補者 こんな人 2区

孫娘の壁紙に笑顔

宮腰光寛さん(63)=自民・前

 「観客席から応援するより、グラウンドに立ちたい」と政治家を志し、三十二歳で県議に初当選した。

 農林水産副大臣などを歴任し、今では農政通として知られる。県議時代に県選出国会議員に農政族がいなかったため国への陳情で困り、「それなら自分がやる」と一念発起した。

 環太平洋連携協定(TPP)の会合に議員団で外国に行くと、必ず現地のショッピングセンターを見て回る。党食料産業調査会長として国産農産物の輸出状況が気になる。オーストラリアでは選挙区の入善町産コシヒカリがあった。

 「離島応援団」を自任。衆院沖縄・北方特別委員会筆頭理事を務め、沖縄の離島に行くうちに関心が強くなった。国内八十四の離島に渡った。離島の話になると止まらない。

 今一番はまっていることの質問に、スマートフォンの壁紙にしている四歳の孫娘と言い切る。「孫ができて初めて分かる人生」と言ってはばからず、表情が緩む。妻、娘との三人暮らし。黒部市岡。

  (高橋恒夫)

 メモ 座右の銘 守拙(しゅせつ)▽尊敬する人 上杉鷹山▽歌 大学からコーラスを続け十八番はアニメ「宇宙戦艦ヤマト」▽健康法 時間があればプールで週2回泳ぐ

息子とスキー満喫

東篤さん(54)=社民・新

 岐阜県旧神岡町(現飛騨市)に生まれ、おわらで知られる旧八尾町(富山市)で育った。高校卒業後に国鉄へ就職し、JRへの民営化を体験。「政治家の意向で別会社にされていく中で、政治の力に興味を持った」

 日本社会主義青年同盟富山地区本部専従を機に、経済学や哲学を学ぶ目的で旧ソ連に十カ月間留学。「六十数カ国の人と出会い、平和に暮らさないといけない」との思いに至る契機になった。

 その後は、県平和運動センターなどで労働運動に関わった。党幹事長の又市征治参院議員の公設秘書は六年間務め、「政治の大切さと生き方を勉強させてもらっている」と尊敬の念を隠さない。

 ブルガリア国籍の妻とは十六年ほど前に結婚。「旅行中だった彼女に自分から声を掛けた」と笑顔で振り返る。幼少時に始めたスキーは、指導者級の腕前で「息子とのスキーが一番の楽しみ」だ。妻と長男、母の四人暮らし。富山市羽根。

  (広田和也)

 メモ 一番感動した本 吉村昭さんの作品▽尊敬する人物 社民党幹事長の又市征治参院議員▽カラオケの十八番 吉田拓郎さんの「落陽」▽趣味 スキー、ノルディックウオーキング

のんびり釣り好む

平崎功さん(58)=共産・新

 「言っていることが正しいから」。マイクを握り締め、入党したころの強い思いに心を沸き立たせている。

 野球に熱中した入善高校を卒業し、電電公社東京中央電報局に就職。電報を打つ仕事をしながら日本工学院専門学校に通い、電気工事士の資格を取得した。電報局の先輩に誘われ、デモに参加したのが入党のきっかけ。

 二十三歳の時、父のけがで故郷の入善町にUターン。家業の建設会社で働き、中小企業の厳しさを味わった。

 営農組合員として、農業の未来にも目を向ける。「農業を壊す環太平洋連携協定(TPP)は断固反対だ」

 これまでに県議選二回と二〇〇五年衆院選に出馬。今年は党新川地区委員長として朝日町長選など四回の地方選に裏方として関わった。元来は釣りが好きなのんびり屋だが、今回は住民の声を原動力にして立ち上がった。「国民のための政治を信念に、思い切って行く」。母と二人暮らし。入善町福島。

  (武田寛史)

 メモ 尊敬する人 不破哲三、宮本百合子▽カラオケの十八番 吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」▽1週間休みなら何をする 車で全国を巡って釣り三昧(ざんまい)▽趣味 クロダイ釣り、囲碁、将棋