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富山ニュース

師走選挙へ陣営走る 超短期戦「人集め大変」

事務所の準備が整い、スタッフが支援者らへ送るリーフレットをまとめる前職の陣営=富山県内で

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 十二月二日公示の衆院選に向け、富山県内三選挙区の立候補予定者が慌ただしく準備を進めている。解散した二十一日から公示まで、わずか十一日間と異例の「超短期決戦」。陣営関係者らは「準備期間が短い」とこぼしつつ、事務所や人員の確保、配布物の手配などを急いでいる。(衆院選取材班)

 「急な選挙で人集めが大変。集まった仲間も昼間は仕事で、ばたばたしている」。ある新人がつぶやく。出馬表明以降、一人で地域を回って顔を売りながら、合間を見ては、ポスターなどの制作作業を慌ただしく進める。選挙事務所はなんとか確保できたものの、契約上、今月末の事務所開きまでは使うことができない。それまでは自宅で電話の応対、来客へのお茶出し、印刷業者との交渉など一人でこなしている。

 先週末に出馬表明したばかりの新人の陣営は、事務所の場所がまだ正式に決まっていない。選挙ポスターや政策を記したチラシもこれから大急ぎでつくる予定だ。別の新人の陣営でも、「演説会場は空いている場所を探している最中」「ポスターなど宣伝物はこれからピッチを上げないと」と焦りを隠せない。

 新人陣営とは対照的に、着実に選挙準備を進めるのが前職陣営。経験やスタッフが豊富とあって、選挙への備えや段取りに慌てた様子は見られない。前職の一人は、解散から三日後の二十四日に事務所開きをした。別の前職陣営も、拠点となる事務所探しの確保で苦労はなかったといい、「人員も、党所属の県議や市議、後援会有志らが多くいて、ポスターやはがきの手配も順調に進んでいる」と強調した。