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富山ニュース

民主1、2区出馬断念 県連決定 3区は「五分五分」

 民主党富山県連は二十五日、富山市内で常任幹事会を開き、難航していた富山1、2両区の候補者擁立を断念することを正式に決めた。残る3区について県連の高田一郎代表は、取材に「可能性は五分五分だ」と擁立の可能性に含みを持たせた。二十六日に開く常任幹事会で最終判断する。

 非自民、非共産では、1区で維新、2区で社民の各新人がすでに出馬の意向を表明。高田代表は二十四日に党本部であった全国幹事長・選対実務者会議で「候補者を擁立しないことが野党間協力になる」という党本部の見解が出たことで、「本部が選挙協力の態勢に入ったため、(擁立の)選択権がなく断念せざるを得ない。見通しが甘かった」と明かした。

 民主党県連は昨夏の参院選と同じ“不戦敗”を避けるため、3区ではこれまでに候補者数人に水面下で交渉を続けてきたが、前向きな返答がなかったという。

 一方で、出馬の可能性を残す候補者もいることを明かし、「手続き上、あす(二十六日)が期限。最後まで努力するのは政党として当たり前だ」と述べた。

 1、2両区における他党との選挙協力には、現時点で推薦を出すかどうかの明言を避けた。 (広田和也)