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富山ニュース

選挙区の風になる 街頭へ決起集会へ 予定者走る

衆院解散から一夜明け、街中を歩いて支持を呼び掛ける立候補予定者(左)=22日、県内で

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 衆院解散翌日の二十二日、十二月二日公示(同十四日投開票)の衆院選に向け、候補予定者らが選挙区内を奔走した。青空が広がった三連休初日。前職が人出の多い繁華街で支持を訴えれば、新人は一人でも多くの支持を得ようと住宅街などを駆け回った。(衆院選取材班)

 県内では、前職の一人が昼すぎ、商店街に面した大通りで演説した。民主党政権時代について「混迷の政治」と断じ、「国民の期待から誕生した現政権では経済を最優先に取り組み、経済や雇用の指標で改善が見られた」と、二年間の成果を強調した。

 ドライバーや買い物客らに手を振り、「国民生活に多大な影響がある税制改正について信を問う意義がある」と“大義”を主張。「どの政党に日本を任せるか。景気の好循環を富山にも浸透させていくことに汗をかきたい」と支援を求めた。通りかかった男性から「あんたしかおらん」と握手を求められる場面もあった。

 新人の一人は、人出を見込んでスーパーの前や、地元住宅街などでマイクを握った。買い物客らに「消費税10%引き上げは絶対反対。所得の多い層の税金を増やしたり、大企業の内部留保を活用したりするなど別の道はある」と力説。政治資金問題で二閣僚が辞任したことにも触れ「政党助成金の廃止も大きな争点になる」と訴えた。

 解散直後でまだ関心が薄いせいか、立ち止まって演説を聞く人はまばら。陣営の一人は「普段選挙に行かない層をどれだけ取り込めるかが勝負」と話した。

 石川県内でも、前職の一人は選挙区全体の選対幹部を集めた会議を開き、超短期決戦を念頭に早期に態勢を整えることを確認。前職は「アベノミクスを続けるかやめるかの選挙」と支援を求めた。新人の一人は、比例北陸信越ブロック出馬予定者と住宅街などで街宣。消費が低迷している最大の原因が労働者の賃金減少にあると指摘し「正社員が当たり前になる雇用ルール、地元の中小企業が活発になる仕組みをつくっていく」と訴えた。