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静岡ニュース

候補者の横顔紹介 7区

 上から届け出順、<前>は比例代表での選出

野沢 正司(のざわ・まさじ)さん(65) 共新

定年退職後に就農

 静岡大農学部卒で、商社を定年退職し、六十歳から就農した。自然栽培の野菜を作りながら、学んだ専門知識を生かし「就農したとたんに収益が上がる農法を研究している」と話す。

 若い人に温かな目を向けるのは自らの失敗経験から。青果物選別機製造会社を辞めた後、四年間農業に挑戦したがうまくいかず、商社に再就職した。「私の若いころは失敗してもやり直せた。今は一度のつまずきも許されない社会。失敗しても大丈夫な世の中をつくりたい」と力を込める。

 大学時代の四年間は空手に励んだ。卒業後に青年団に入った理由は「女性と知り合いたかったから」とちゃめっ気も。

 自分の性格を「出たとこ勝負で何事も気にしない」と分析。初めての立候補だが、ひるまず支持を訴えていくつもりだ。

城内 実(きうち・みのる)さん(49) 自前

2年で30カ国訪問

 安倍政権の二年間で外務政務官、外務副大臣として、三十カ国以上を訪問した。「戦後、日本が平和国家として貢献してきたことをしっかりと説明している」と語る。

 国会議員では五人しかいない外務省出身者。小学生時代を西ドイツで過ごし、ドイツ語は堪能。外務省では天皇陛下や首相の通訳官も務めた。「英語とドイツ語は、外国の要人と通訳なしで話せるように勉強している」と話す。

 初当選からは十年以上たち、今年は四十代最後の年。「これまでは走りながら考えてきたけど、これからは立ち止まって考えてから行動する余裕を持ちたい」

 趣味はSPレコード収集。近現代史が好きで、昭和初期や大正時代の政治家の演説や当時の流行歌など、時代のにおいがするものを聴いている。

松本 泰高(まつもと・たいこう)さん(67) 民新

「父の後ろ姿」原点

 父は国鉄バス運転手で、社会党の国会議員から転じた元金沢市長の後援会幹部。反安保闘争の時は国会に出掛けた。「父の背中をみて世の中を変えたいと思った」と話す。

 早稲田大雄弁会を経て、読売新聞で政治記者を約二十年。安倍首相の若き日も知る。湾岸戦争後のペルシャ湾に自衛隊が初めて掃海艇を派遣することをスクープした。集団的自衛権の行使容認には「必ず自衛隊員が死ぬ。やってはいけない」と語気を強める。

 「ペンだけで世の中を変えるのは難しい」と四十代後半で記者を辞めた。宮崎、埼玉で旧新進党から国政選挙に出て落選。妻に「三度目はつきあえない」と言われて別れ、いまは独り身だ。

 出馬決定は解散当日だった。「地の利はなくとも反自民票の受け皿として頑張る」と決意を語る。