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静岡ニュース

候補者の横顔紹介 5区

 上から届け出順、<前>は比例代表での選出

細野 豪志(ほその・ごうし)さん(43) 民前

育ててもらい感謝

 十五年前は、滋賀県出身の「落下傘候補」だった。リュックを背に伊豆半島を回った二十八歳から当選五回。「お金もない、無名で、友人や知人、親類もいない中、皆さんにゼロから育ててもらった」と、感謝の気持ちを忘れない。

 「災害時に政治家が前に出て、被災者に寄り添い、できる限りのことをする。これが私の原点」。阪神大震災の被災地支援ボランティアをした大学四年で政治を志し、東日本大震災では首相補佐官や原発事故担当相、環境相を歴任した。自身が主宰する政治グループも発足させた。「政治を動かすには仲間が必要。野党として選択肢を提示しなければ」と応援で全国を飛び回る。

 多忙な毎日は、早朝に皇居の周囲を自転車で走り、リフレッシュ。妻と長女の三人暮らし。

大庭 桃子(おおば・ももこ)さん(58) 共新

庶民の気持ち理解

 函南町議を三期十二年務め、ホームレスの社会復帰や障害児教育に尽力した。来年春の町議選の公認候補だったが、衆院選への出馬が急浮上。二年前の前回衆院選に出た経験はあるものの、突然の話に戸惑った。だが、「戦争をする国づくりをストップさせるため、この選挙が天下分け目の関ケ原」と心を決めた。

 両親が共産党員の家庭に育ったが、政治に目覚めたのは子どもが生まれてから。「平和な世の中、少しでもいい社会を残したい」と二十年前に入党。町議を長く務めたことで「国会議員は庶民の暮らしが分からない雲の上の人が多い。私は庶民の気持ちが一番わかる候補」と自負する。

 趣味は歌うこと。「カラオケに行く時間はないので、車の中で大声を出している」。夫と長女の三人暮らし。

吉川 赳(よしかわ・たける)さん(32) 自<前>

地域の文化を守る

 父親は自民党の現職県議で、自らは国会議員秘書を経験した。「大物政治家がいる選挙区でも自民党の主張をする候補者が必要」と前回初出馬。選挙区で勝てなかったが、比例で復活した。「逆境だと燃えるんです」

 一期目は、お祭り議員連盟の立ち上げに携わり、事務局長を務めた。参加した富士市や富士宮市の祭りでは、山車を修理できない現状や担い手不足などの問題に直面した。「地域の伝統文化を守らなければ」と感じたのがきっかけだ。

 老人福祉施設で働いた経験から、福祉政策がライフワーク。「医薬品だけでなく福祉の分野にも研究開発支援をするべきだ」と提案する。

 気分転換は子どもと遊ぶこと。「さらに疲れてしまうことが多いけど」と苦笑い。妻と娘二人の四人暮らし。