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静岡ニュース

候補者の横顔紹介 6区

 上から届け出順、<前>は比例代表での選出

勝俣 孝明(かつまた・たかあき)さん(38) 自<前>

軸がぶれちゃダメ

 故郷・沼津が本店のスルガ銀行で十一年近く働いた。初陣は三十六歳だった二年前。小選挙区で勝てず、比例で復活当選した。

 この二年間、中小企業の振興策に力を注ぎ、首長や自治会長と伊豆縦貫自動車道の整備促進を求めて陳情を重ねた。「地域の熱意が国を動かす。必ず前に進められると実感した」と振り返る。

 「金融で街を元気に」と駆け回った銀行員時代、懇意だった社長が倒産を苦に自殺した。なぜ助けられなかったのか。後悔の念とともに頭に浮かんだのは経済を底上げする必要性。「全体を良くするのは政治しかない」と志したのが原点だ。

 趣味はゴルフ。「政治もゴルフも軸がぶれちゃダメといわれます」。座右の銘は「人事を尽くして天命を待つ」。妻と二男一女の五人暮らし。

佐藤 龍彦さん(さとう・たつひこ)(38) 共新

働く場の矛盾肌で

 五年勤めた運輸会社を十月で退職。来年の伊東市議選を目指していた十一月、党地区委員会から声が掛かり、一晩考えて心を決めた。「未来に希望を持てない社会をつくった政治を変えたい」

 市内の県立高を中退し、米国の高校を卒業。二〇〇一年に帰国してから観光客向けの写真撮影やトラック運転手の仕事に携わった。

 働く場の矛盾を肌で感じてきた。契約社員で働いた時、正社員と同じ午前三時の早朝シフトに回された。派遣社員の同僚が「いつか正社員で働きたい」と漏らす声も聞いた。「アベノミクスは格差を広げた。正規雇用する社会こそ、消費拡大や景気回復につながる」

 趣味は洋楽鑑賞。好きな言葉は「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」。家族は父と伊東市議を務めた母。

渡辺 周(わたなべ・しゅう)さん(53) 民前

地域活性化に注力

 民主への逆風が吹き荒れた前回から二年。「街頭に立った時の民主への刺すような視線は和らいだ」と非自民の受け皿になれる期待を感じる。

 読売新聞記者、県議を経て、三十四歳の時、衆院議員に初当選した。「本当は政治家を目指していなかった」と打ち明ける。記者時代に感じたバブル期の社会矛盾が政界入りのきっかけだ。

 民主党政権の三年間で、総務、防衛副大臣を務め、地元自治体と防衛省の連携促進に取り組んだ。今後も熱海市初島での夜間のドクターヘリ航行の実現や伊豆縦貫自動車道の早期完成など地域活性化に力を入れる。「与党時代に培った人脈と経験が役に立つ」

 趣味は伊豆市修善寺などを旅行し、レトロな雰囲気が漂う場所やものを探して写真を撮ること。妻と二人暮らし。