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静岡ニュース

候補者の横顔紹介 2区

 上から届け出順、<前>は比例代表での選出

松尾 勉(まつお・つとむ)さん(30) 民新

共働きで家事分担

 志太榛原の地に骨をうずめる覚悟で来た。「若い力で国政を変える」。東京電力福島第一原発事故後、環境省職員として福島を何度も訪れ、住民の切実な声を聞いた。官僚時代も、政治家を志す今も、現場で地域に寄り添う姿勢が大切と肝に銘じる。

 「環境政策を大きく動かすには政治が必要」と、真っすぐな思いをぶつけるため役所を辞め、退路を断った。十一月中旬から地域を回り始めた。「眠る資源がたくさんある。いかに生かせるかを考えたい」と訴える。街頭演説もあふれる思いから熱を帯びる。

 大学で始めた演劇が縁で一歳上の妻と出会った。二歳の長女から抱っこをせがまれると、表情が一気に緩む。共働きで家事は分担。子育てしやすい環境づくりは自分の問題でもある。

井林 辰憲(いばやし・たつのり)さん(38) 自前

軽いフットワーク

 初当選から二年間、地元で千回の街頭演説をこなし、活動紹介のビラを十万枚配った。週一回の集会も開き、「フットワークは軽いと思う」。国会議員は想像以上に多忙で、言葉の一つ一つに重みがあると痛感した。

 自身も中心になって進めた議員立法の南海トラフ地震対策、空き家対策の特別措置法が成立したのは感無量だった。「国会議員としてこれから経験し、消化していく部分もある」と前向きだ。

 思ったことはすぐに口に出す性格。「(党利党略と映る)自民党の変えるべきところは変えなきゃいけない」と率直に話す。一方で「心配性で細かく考えがち」といい、政治家にはおおらかさも必要と自戒する。

 家族となかなかゆっくりできず、小学生の娘二人の宿題をみる時間が貴重なひとときという。

四ツ谷 恵(よつや・めぐみ)さん(62) 共新

学校で読み聞かせ

 高校時代にベトナム戦争の悲惨さを目の当たりにしたのが政治の世界に興味を持ったきっかけ。「こんな世の中はあってはならない。戦争は絶対になくさなくてはいけない」

 高校卒業後に勤めたメーカーで労働運動に携わり、福利厚生や賃上げなど労働環境の改善に取り組んだ。「まじめに働く人たちの立場に立ち、その人たちの声を代弁していきたい」と話す。

 父親が広島で被爆した二世という体験が反原発の原点。「浜岡原発の再稼働は絶対に許されない」と訴える。

 二人の息子を育てた。映画や演劇鑑賞が趣味。市内コーラスに所属し、平和のメッセージを歌い上げる。十年以上にわたりボランティアグループの一員として地元の小・中学校で始業前の読み聞かせを続けている。